藤川球児監督（45）が提案したこの決断について、藤本総合コーチは「この雨を良い雨として捉え、明日の試合にしっかり臨んでくれれば良い」と述べた
この日、室内練習場に訪れた選手はわずか7人
特に先発投手陣は休日にも指定された練習を行っている為、大竹、村上、高橋の3選手が参加した
また、中継ぎピッチャーの石井、椎葉と野手の原口、中川も少人数での練習を行った
もし試合が中止されていなかったならば、この日は真夏の9連戦の7試合目にあたる重要な日であった
藤本コーチは「選手全員には、明日の試合に向けてしっかり準備してくれ
人それぞれに準備の方法があるから、彼らはこうやって来ることで明に向けた調整をしているのだ」と話した
継続した選手たちへの自主性を重視する意図のもと、藤川監督は選手自らが考えて行動することを信頼している
藤本コーチは「ちょうど6連戦が終わり、通常は月曜日が休み
そういったリズムも調整に役立てられる」と繰り返した
通常、このような連続試合においては月曜日が休日となることが多いが、例外的な調整が選手たちのパフォーマンスに良い影響を与える可能性があることを示唆している
また、巨人がその日敗れた影響で、阪神の優勝マジックは28となり、次の広島との2連戦に向けて選手たちは万全の態勢で臨むことになる
選手たちにとってこの珍しい全休は、新たな調整の日として有意義だったに違いない
今回の阪神の全休は、選手たちの自主性を重んじるスタンスが感じられる一日であった。通常の練習から離れて、選手が自分のペースで調整する機会は、精神的にもプラスとなったのではないだろうか。明日の試合に向けて、いい準備ができたことを期待したい。
キーワード解説
- 全休とは？スポーツの試合が何らかの理由で行われない場合、選手たちはその日を休むことができる。
- 自主性とは？自分自身の考えで行動すること。選手自身が自分の調整方法を選ぶことが求められた。
- ルーティンとは？特定の活動を行う際に行う一連の習慣や手順のこと。選手たちが普段の生活を保てるための調整を表す。
