中日・松山がセ・リーグ初の育成出身者としてシーズン30セーブ達成

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◇11日 巨人0―2中日(東京ドーム) 中日は11日、東京ドームで行われた巨人戦に2―0で勝利し、順位を4位に上げた

この試合では、先発投手ウンベルト・メヒア(28)が5イニングで無失点の好投

続く救援陣がしっかりと試合を引き継ぎ、9回には松山晋也(25)が三者凡退で勝利を締めくくった

松山は、育成ドラフト出身としてセ・リーグで初めてシーズン30セーブを達成

また、彼の達成は球団史上90年の与田剛(31セーブ)に並ぶ最年少記録となった

松山は試合後、「30セーブするためにここに来ているわけではなく、まだまだ通過点です」とコメントし、次の登板に向けた意気込みを示した

試合中、松山は155キロの直球を駆使し、先頭打者の佐々木を右飛に仕留め、続いて146キロのフォークで泉口を二ゴロに打ち取る

最後は147キロのフォークでキャベッジを空振り三振に仕留め、完璧なピッチングでチームに勝利をもたらした

松山は「右尺骨肘頭疲労骨折」により約1カ月の離脱期間を経て復帰

治療には高気圧酸素療法を用い、血中酸素量を増やして回復を促進させるなど、リハビリに努めた

「すべてやれることはやった」と様々な努力を重ねた結果、彼は自己最速タイの157キロを記録するなど、順調な回復を見せている

中日・松山投手の活躍は、育成ドラフトから大きな成果を上げたことを示しています。彼の努力は、選手にとっての希望となる一方、チームの士気を高める要因ともなっています。このような活躍が続くことで、今後の試合も楽しみです。
キーワード解説

  • セーブとは?:野球におけるセーブは、試合の最後に登板し、チームが勝っている状況で無失点のまま試合を終えることを指します。
  • 育成ドラフトとは?:育成ドラフトは、主に支配下登録をされていない選手を対象にしたドラフトのことで、選手の育成に特化した制度です。
  • 高気圧酸素療法とは?:高気圧酸素療法は、高濃度の酸素を吸入することで血中酸素量を増やし、治癒を促進する治療法です。

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