オリックス・寺西成騎、プロ初登板で成長を見せるも初白星獲得はお預け

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◆パ・リーグ ロッテ3―5オリックス=延長10回=(11日・ZOZOマリン) オリックス・寺西成騎投手(22)は試合後、無念の表情を浮かべながらインタビューに答えた

「2死までいけたので、もったいなかった」と語る

彼はこの日、チームが2点のリードをもらった直後の6回、2死一、二塁の場面で安田選手に右前適時打を浴びて降板

その結果、オリックスは9回に守護神・マチャドが追いつかれることとなり、寺西選手の敵地初白星獲得は持ち越された

彼はプロ初登板となったZOZOマリンで、5回2/3を投げ、2失点を記録した

手加減なしのレベルでの対応が彼の成長を感じさせる

寺西選手は過去に、根上中学校の3年時にテレビの企画で当時阪神の主軸だった福留孝介氏(48)と対戦した際に「手加減して、わざと三振してくれた(笑)」と振り返っており、この経験が後に彼のスキル向上に寄与したことは間違いない

野球人生で大切にするのは「体づくり」だという

彼は今年の宮崎キャンプでは、朝からソーセージ3本、目玉焼き2つと春巻き2本をおかずにメガ盛りのご飯を平らげるのが日常化している

その結果、体重も83キロから87キロに増加し、成長した肉体を武器に先発要員として戦っている

これまで恒例となっていた10日以上の登板間隔について、岸田監督は「堂々と、いい投球だった

(今後は)また考えます」と語り、今後の中6日の「解禁」も示唆した

寺西選手は、「1軍のローテで投げたい」と今後の活躍を誓い、再浮上のキーマンとして名乗りを上げた

さらに、オリックスの3年目右腕・才木選手がこの試合で通算33試合目にしてプロ初セーブを記録した

彼は延長10回の1イニングを1安打無失点で抑えた

対戦した打者すべてを空振り三振に打ち取った彼は、「腕を振るしかないと思って投げた

緊張したけど、チームの100試合目でセーブを挙げられて良かった」と述べ、次なる試合への意気込みを語った

寺西選手が示した成長と姿勢は、今後の彼のキャリアにおいて大きな影響を与えることでしょう。体作りに注力し、監督の信頼を得られれば、さらなる活躍が期待できそうです。また、才木選手の初セーブもチームにとって励みになる出来事でした。
キーワード解説

  • プロ初登板とは?:選手がプロの公式戦において初めて試合に出場することを指します。
  • 中10日とは?:投手が試合に出るために必要な休息日数を指し、通常10日以上のインターバルが求められます。
  • 成長とは?:選手がスキルや体格が向上していくことを意味し、特に厳しい環境での競技を通じて実現されます。

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