中日、完封負けで5位転落 井上監督が語る不振の要因

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<巨人5-0中日>◇12日◇東京ドームで行われた試合において、中日ドラゴンズはまたしても完封負けを喫し、今季18度目の無得点試合を迎えた

この結果、チームは再び借金が10となり、順位も5位に転落した

巨人の先発投手・森田は素晴らしい投球を見せ、7イニングを投げてわずか2安打無失点に抑えた

一方、中日が先発した大野雄大投手(36)は5回を投げて7安打4失点を記録し、今季4敗目となった

特に第3回の2死三塁の場面で、田中幹也内野手が泉口の緩いゴロをエラーし、その後もキャベッジに左翼フェンス直撃の適時二塁打、岸田に5号の2ランを打たれるなど、一気に4点を失った

試合後、井上一樹監督(54)は記者の質問に対し、以下のように答えた

井上監督の発言から見るチームの現状

「結局そういうことだね

だから、やっぱり取れるところで点を取れなかった

初回の(1死満塁)というチャンスを生かせなかったのが痛かった」と話し、さらには「1球の大切さを実感した」と続けた

また、岡林選手の不振についても言及し、「今7番に下げることも考えているが、まだ外すつもりはない

一応、143試合は全部使うつもりです」と述べた

さらに、リードオフマンとしての役割を果たせる選手すら少ない現状に対し、「後半になって調子が良くないのでは困る」と強調した

この日の試合では、中田選手が「体調不良」として登録が抹消され、井上監督はその状態が「もう2~3日は使えない」と語った

次の試合に向けて

なお、巨人の森田はこの日が先発としての初対戦だったことで、難しさを感じつつも「毎日試合がある」とし、クヨクヨしていても仕方ないと翻意する姿勢を見せた

新たに登板した吉田選手についても、「中継ぎとして持っていくことも考えている」と述べ、一層の戦力向上を目指す意向が見て取れた

この試合は、中日ドラゴンズにとって厳しい結果となりました。完封負けを重ね、選手たちの士気にも影響が出る可能性があります。井上監督の発言からは選手への期待感とともに、続く試合に向けた課題が浮き彫りになりました。特に、初回のチャンスを生かせなかったことが敗因として指摘され、今後の改善が求められます。
キーワード解説

  • 完封負けとは?:試合で4点以上得点できないまま相手チームにゼロ点で負けること。
  • 先発投手とは?:試合開始時にマウンドに上がり、最初に投げる投手のこと。
  • エラーとは?:守備時に選手がミスを犯し、打者や走者に得点の機会を与えること。
  • リードオフマンとは?:試合において1番目に打つ選手で、出塁率や走塁力が求められる。

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