広島・菊地ハルン投手が急成長、自己最速153キロを記録

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広島東洋カープのドラフト5位選手、菊地ハルン投手(18歳、千葉学芸高)が、プロ入りからわずか1年目で目覚ましい成長を遂げている

特に、7月上旬のシート打撃では、自己最速となる153キロを計測し、この記録は高校時代の最速149キロを上回る結果となった

身長2メートル、体重115キロという恵まれた体格を持つ菊地は、プロの舞台で自身の才能を開花させようとしている

菊地は、プロ入り後に体幹トレーニングと上半身のウエイトトレーニングに取り組み、これが球速アップの大きな要因となっている

彼は、「体の使い方を覚えたことで、球に力がしっかり伝わっている」と説明し、恵まれた環境が自身の成長をサポートしていることを強調した

ウエスタン・リーグではこれまで7試合に登板し、防御率は3.86をマーク

直球は150キロを超えることが多くなり、「試合で投げるのが楽しい」と、貪欲な姿勢を見せている

小林3軍投手コーチから受けた「縮こまるな」という言葉を意識し、先を見据えたプレースタイルを貫いている

菊地は、さらなる成長を目指すため、まずは直球を磨き、その後に変化球の練習に取り組む計画を立てている

スタミナや制球力などの課題も抱えているが、今後の成長が非常に楽しみだ

菊地ハルン選手のプロフィール
生年月日:2007年1月21日
出身地:千葉県
身長:200cm
体重:115kg
投法:右投げ右打ち
経歴:市川八中(佐倉シニア)、千葉学芸高を経て、2024年度ドラフト5位で広島に入団

父はパキスタン人で、「ハルン」の名前はパキスタンの王様に由来する

菊地ハルン選手は、プロの世界に入って1年目で154キロを記録するなど、素晴らしい成長を見せています。彼の背丈と体重は日本人選手としては異例であり、その身体能力と努力が実を結びつつあります。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • シート打撃とは?選手がバッティング練習を行う際にピッチャーが投げる球をバッティングピッチャーが設定して練習をする形式のこと。
  • 体幹トレーニングとは?体の中心部である体幹を鍛えることで、バランスや筋力を向上させる運動方法のこと。
  • ウエイトトレーニングとは?筋肉をつけるために、重りを使って行うトレーニングで、筋力向上や体形改善を目指す。
  • 防御率とは?投手が与えた自責点を元に、一定のイニング数に対してどれだけ点を取られたのかを表す指標のこと。
  • 直球とは?ピッチャーが投げる最も基本的な球種のことで、速さや力強さが求められる。

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