巨人・岡本和真、実戦復帰7戦目で二塁打の活躍—1軍復帰への道を着実に歩む

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<イースタン・リーグ:巨人-楽天>◇13日◇ジャイアンツタウンスタジアム プロ野球巨人の岡本和真内野手(29)が、左肘靱帯(じんたい)損傷からの復活を果たすべく、実戦復帰7戦目の試合に出場した

この試合では「4番三塁」としてスタメンに名を連ね、3打数1安打を記録

7回の守備を終えた時点でベンチに退いた

第1打席では、2回無死で登板していた楽天のプロ2年目、左腕の大内と対戦した

カウントが2ボールになると、真ん中高めの144キロの直球を打ち返し、それが左中間を破る二塁打となった

その後、1死二塁の場面で、後続の重信選手の左飛でタッチアップし三塁に進むことに成功

続くティマ選手の中前適時打により、先制のホームを踏んだ

次の第2打席は4回無死二塁という状況で再び大内と対戦

ここではカウント1-1から外角の114キロのカーブに鋭く振りに行くも、結果は右飛に終わった

そして第3打席、6回1死の場面では加治屋と対戦し、カウント2-2から低めのフォークを当てるも、ボテボテの投ゴロでアウトとなった

岡本選手は、前日の12日にもイースタン・リーグで「4番三塁」でスタメンに出場し、復帰後初めて守備にも就く機会を得た

守備では3度の機会をそつなくこなすことができ、「ボールが飛んできてくれてよかった」と安堵の表情を見せた

岡本選手は1軍復帰に向けて、20打席立つことを目安にしており、この日の3打席で計18打席を消化

着実に1軍復帰への準備を進めている

岡本選手の復帰は、チームにとって非常に重要な意味を持つ。彼のバッティングと守備力は、巨人の戦力を大きく向上させる要素になるだろう。特に、若手選手との競争が激化する中で、復帰後の彼のパフォーマンスに注目が集まることは間違いない。
キーワード解説

  • 靱帯とは?靱帯は骨と骨をつなぐ結合組織の一種で、関節の安定を保つ役割があります。
  • 直球とは?直球は投手が投げる球種の一つで、真っ直ぐに飛ぶ球、特に速球を指します。
  • カーブとは?カーブは、ボールが投げられた後に曲がるように回転する球種で、打者を惑わす効果があります。
  • フォークとは?フォークはボールが急に落ちる特性を持つ球種で、打者にスイングさせにくい特徴があります。

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