この日は、室内練習場において、負傷後初となる実戦形式の打撃練習(ライブBP)を実施し、4月に左肘の手術を受けた黄錦豪(ファン・ジンハオ)投手と対戦
結果として安打はなかったものの、石塚選手は鋭いスイングを見せ、バッティングの手応えを強調しました
「手首の問題などを試しながらのバッティングでしたが、強く振れていたので、痛みが出なかったことに一安心しています」とコメント
約1か月間の実戦からの離脱を経て、「速いボールに慣れないと、実戦に入った時に対応できないと感じています」と課題を認識しました
石塚選手は、今後の練習において、マシンを速く設定するなどの工夫を好んで取り入れ、徐々に状態を引き上げる予定です
今年の3月には2軍の阪神戦で左手有鉤骨を骨折し、2ヶ月以上のリハビリを経て、5月20日のイースタン・楽天戦で実戦復帰しました
その後、2軍で主に「1番・遊撃」として起用され、36試合に出場、打率3割0分6厘、1本塁打、11打点を記録し、フレッシュオールスターゲームにも選出されるも、ケガのため辞退していました
巨人の石塚裕惺選手の復帰への道のりは、多くのファンにとって注目のトピックであり、彼の怪我からの回復はチームにとっても大きな助けになるでしょう。ライブBPでの結果や意気込みを見る限り、彼は着実に実戦復帰に向けた準備を進めていることが感じられます。
キーワード解説
- TFCCとは? TFCC(左三角線維軟骨複合体)は、手首の回旋や安定性を保つための重要な組織です。
- ライブBPとは? ライブBP(実戦形式の打撃練習)は、投手が実際に投げるボールに対して打者が打席に立つ形式の練習で、実戦に近い状況で打撃を行います。
- 有鉤骨とは? 有鉤骨(ゆうこうこつ)は、手首を構成する骨の一つであり、特に人差し指と中指の動きに重要な役割を果たします。

