田中将大、同点に追いつかれ再び勝利を逃す
◇セ・リーグ 巨人―中日(2025年8月13日 東京D) 巨人の田中将大投手(36)は、8月13日、中日戦で今季5度目の先発登板を果たしました田中は勝利投手の権利がかかる5回に自責点0ながらも3失点を喫し、久々の2勝目を逃しました
これにより、日米通算199勝目は次の機会に持ち越されることになりました
この試合で田中は好投を期待されていましたが、初回には上林選手の二塁打を含むピンチを迎えたものの、三振で切り抜けることに成功しました
さらに、キーマンの丸選手が初回に先頭打者ホームランを放ち、打線がこの回に3得点を挙げるなどチーム全体が盛り上がりました
しかし、5回には思わぬ展開が待っていました
1死一塁で山本選手を二ゴロに打ち取った田中でしたが、併殺を狙った門脇選手が悪送球を犯し、失点を許しました
このミスによりピンチが続き、上林の適時二塁打とボスラーの適時打で試合が同点に戻ってしまいました
田中はここで降板し、試合を投げきることができませんでした
この日の彼の投球内容は5回を投げ、打者24人に対して81球を投げ込み7安打3失点(自責0)、5三振を奪うも与えた四球は1つで、直球の最速は148キロを記録しました
前回登板のヤクルト戦では、自己最多の12年ぶりとなる二塁打を放った後、試合を有利に進めましたが、味方の失策も響き勝利を逃していました
今季はこれで4試合連続で勝ち星を挙げられていませんが、次の試合での奮闘が期待されます
王者復帰を目指す巨人にとって、田中将の調子が鍵を握ることは間違いないでしょう
田中将大投手の最近の試合内容は非常に波があります。今回の試合でも、序盤こそいい投球を見せましたが、守備の失敗が響き、勝つことができませんでした。次の試合では、より安定した投球と味方のサポートが必要です。
キーワード解説
- 自責点とは?:自責点とは、投手が自らの投球によって相手チームに得点を許した点数のことで、失策や野手のミスによる失点は含まれません。
- 三振とは?:三振は、打者が投手の投球を打たずにアウトになることです。ストライクを3回取られた場合に成立します。
- 先頭打者ホームランとは?:先頭打者ホームランは、試合の最初の打者が打つホームランを指します。試合の流れを変える重要なプレーとなることが多いです。

