高橋復活！阪神が広島を完封し今季24度目の無失点勝利を達成

　「広島０－２阪神」（１３日、マツダスタジアム）で、阪神の高橋が復帰後4戦目で最長の7回を投げ、69球の省エネ投球で今季2勝目を飾った

試合後のインタビューでは、笑顔で「ストレートをしっかり投げ切れたので、一番良かったです」と語った

最速151キロの直球を駆使し、広島打線を寄せ付けなかった

高橋の活躍と投球スタイルの変化

　高橋は、初回からテンポ良く投球を進め、5回までわずか44球で完璧なピッチングを維持

しかし、6回には先頭打者を出してしまい、中村奨の左前打によってピンチを迎えたが、何とか本塁は踏ませなかった

高寺と小幡の素早い中継プレーが功を奏した

三振を取らない投球への熟考

　復帰前のリハビリでは、「三振を取らないのも、すごいんじゃないかなと思うようになった」と語る高橋

三振を奪うことは味方のミスを無くす手段でもあるが、ボールが前に飛ばないという強さがあると自身の投球理論を深めている

歴史的快挙と今後の展望

　この試合を含めた今季の無失点勝利は24度目となり、1965年以来の記録となった

高橋は「今日は少しでも力になれたかなと思います」とこれまでの不安を乗り越える姿勢を見せた

今後の進化に期待がかかる

シーズン完封勝利メモ
チーム28完封（1956年）、防御率1.77（最多1点台）

高橋選手の復活は、多くの阪神ファンにとって嬉しいニュースです。今までの不安を乗り越え、見事に復帰した姿は称賛に値します。彼の投球スタイルの進化を見ることができ、今後もどのように成長していくのか楽しみです。

キーワード解説

• 復帰：選手が怪我や病気から回復し、再び試合に出ることを指します。
• 省エネ投球：リリーフピッチャーに頼らず、先発投手が長いイニングを投げるために、球数を抑えて効率よく投球すること。
• 完封：試合中に相手チームに得点を許さず、0点に抑えることを意味します。特に先発投手の重要な指標の一つです。