春夏通算勝利数を２９に伸ばした
」 この試合で際立ったのは、沖縄尚学の捕手・宜野座恵夢選手（３年）の活躍である
宜野座選手は、先日の対金足農戦でエースの末吉選手を完封に導く好リードを披露したものの、打撃面では不調だった
彼自身も「焦ってました」と振り返るところからも、プレッシャーが大きかったことが伺える
しかし、試合が進むにつれ、宜野座選手は持ち直す
2回には1死1塁の場面で先制となる適時二塁打を左中間へ放ち、「そこから楽に打席に立てるようになりました」と、試合の流れを変える一打を放った
リード面でも、先発投手の新垣有選手の緊張感を察知し、低めに変化球を集めるよう指示
これにより新垣選手は持ち味を発揮し、相手の攻撃を抑えることに成功した
さらに、5回には鳴門の1番打者・野田健心選手の盗塁を見事に刺し、チームの士気を高めた
詰まった状況で迎えた9回には、1死満塁の場面で自らも2点を叩き出す適時打を中前に放つ活躍
沖縄尚学はこの試合も完封勝利し、宜野座選手自身が全3得点を叩き出すという特大の成果を上げた
試合後、比嘉公也監督は「宜野座選手に100点をあげたい」と絶賛
幼少期から阪神タイガースのファンである宜野座選手は、甲子園でも観戦経験が豊富で、「いつかは阪神に行きたい」という夢を持っている
今後も彼の活躍が期待される
沖縄尚学の宜野座選手が試合で見せたパフォーマンスは素晴らしく、特に守備での盗塁刺殺や打撃でも全得点を叩き出したのは圧巻でした。彼のリードや冷静さは、チームの勝利には欠かせない要素であり、今後も彼の成長と活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 宜野座選手とは？沖縄尚学の捕手であり、チームの成功に大きく貢献している選手。
- 完封とは？相手チームを得点させずに試合を終えること。
- 低めに変化球とは？投球の際に、打者の目線よりも低い位置に球を投げることで、打ちにくい球を作る技法。
