しかし、結果は厳しく、3回2/3を投げて5安打5失点（自責4）と悔しい内容となりました
初回からの苦しい立ち上がり
河村投手は試合開始早々、先頭打者の五十幡選手に四球を与えた後、立て続けに二盗、三盗を決められるなど、いきなりピンチを迎えましたその後、1死三塁の局面で、野村選手に左前適時打を浴びて先制点を許しました
続いて、1死一塁の場面ではレイエス選手に浮いた直球を右翼スタンドに運ばれて、初回だけで3失点という厳しいスタートとなりました
続く回での状況
2回は無失点で切り抜けたものの、3回には再びピンチを招きました2死から四球を与えた後、安打も許して2死一、二塁の場面で石井選手に中前適時打を許しました
この回にはさらに味方の失策が絡み、自責点が増える結果となりました
そして、4回には五十幡選手を三邪飛に打ち取った時点で、マウンドを降りることとなりました
河村投手の登板の意義
プロ入り以来、幾度も厳しい時期を過ごしてきた河村投手にとって、この試合はキャリアの中で特別な意味を持つものでした約3年のブランクからの復帰は簡単ではなく、結果は振るいませんでしたが、これからの成長につながる端緒となることを期待しています
河村投手の約3年ぶりの1軍登板は話題となりましたが、結果は厳しいものでした。投球内容は改善が必要ですが、今後の成長に期待が寄せられています。プロの世界ではこうした経験が選手を更に強くするものであり、次回の登板に期待が高まります。
キーワード解説
- 先発投手とは？試合で最初にマウンドに上がる投手のことで、相手打線との初回からの対戦を担当します。
- 自責点とは？投手の責任によって失点した点を指し、エラーなどが影響しない場合の失点として計算されます。
- 浮いた直球とは？投球の際、投手が意図しない高めに浮いてしまった直球を指し、打者にとっては狙いやすいボールです。
