この試合は、西武が対ソフトバンクにおいて回を重ねる中で、糸川がその役割を果たしたものだ
試合は先発の高橋光成投手(28)が、打球直撃によるアクシデントで2回で降板するという展開となる
高橋も0-0の状態から試合に臨んでいたが、打球が肩に当たった影響で無理をせず、結果としてイニングを投げ切った
糸川はその後、高橋のベテランとしての力投に応えてマウンドに上がることになった
「光成さんが当たってから多分無理して投げたと思うんですけど、そのイニングを投げ切ってもらえたので
バタバタして(肩を)作ったんですけど、しっかり準備できた」とコメントした糸川は、得意のシンカーを武器に3回の間に4奪三振を達成しつつ、2失点を喫した
今季2試合目の1軍マウンドではあったが、彼は落ち着いてアウトを積み重ねていった
3イニング目で逆転を許したものの、西口文也監督(52)は「よく投げてくれたと思います」と糸川のパフォーマンスを評価した
このように、2年目の右腕がブルペン陣に新しい風を吹き込む瞬間を見せたことは、今後のチームにとっても重要な要素となるだろう
今回の試合は、高橋選手のアクシデントがありながらも、糸川選手が落ち着いて投球を続けた点が際立ちました。新しい風をブルペンに感じさせる彼の活躍は、今後のチーム戦略にとって価値ある経験になることでしょう。
キーワード解説
- シンカーとは?:シンカーは、野球の投球においてボールが打者の方に寄るように曲がる球種で、特に打者にとっては打ちにくい球になることから、打撃を抑えるために使われる。

