オリオールズ菅野、マリナーズ戦で今季10勝目を達成

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

オリオールズ菅野投手、マリナーズ戦で今季10勝目を達成

ボルティモア・オリオールズが現地時間8月14日に行われたマリナーズ戦で5対3の勝利を収め、西地区2位のマリナーズとの本拠地での3連戦を勝ち越した

この試合で注目されたのは、先発投手の菅野智之(35)であり、彼が今季10勝目を挙げたことだ

試合の展開と菅野の投球内容

菅野はこの日、6回途中まで投げて1失点という優れた投球を見せた

マリナーズとの再戦で、初回に2番打者のネイラーに甘く入ったシンカーを投げたが、何とかファウルに逃れた

続けて、3番打者のロドリゲスに死球を与えたものの、4番のポランコを二ゴロで打ち取り、無失点の立ち上がりとなった

オリオールズ打線の援護

オリオールズ打線は4回裏に、暴投とダブルスチール、さらにジェレミア・ジャクソンの適時打で3点を先制

これにより、菅野はリードをもらって試合を進めることができた

さらに菅野は、5回表には相手打線を外角低めいっぱいに投げ込むスイーパーを駆使し、強打者スアレスを見逃し三振に仕留めるなど好投を続けた

雨天中断と試合の結末

試合が進行する中、菅野は6回表にも続投したが、降り始めた雨が急激に強まる中で一時中断

合計2時間18分の中断後、再開した際に2番手右腕リコ・ガルシアがロドリゲスに24号ホームランを打たれ、菅野に1失点が記録された

オリオールズはその後もリードを守り、9回裏に元西武の左腕ディートリック・エンスが逃げ切って今季初セーブを記録し、試合は5対3で終了した

シーズン成績と日本人選手の活躍
菅野はこの勝利により、7月10日のメッツ戦から続く4連勝を達成し、昨シーズンの今永昇太(カブス)以来、日本人ルーキーとして10人目となるシーズン2桁勝利を達成した

これまでの成績は23試合登板で10勝5敗、防御率4.13となっている

今回の試合で、菅野投手の投球が非常に注目される中、彼の実力が証明されました。試合の途中で降り始めた雨の影響があったものの、全体を通して彼は安定したパフォーマンスを見せ、オリオールズの勝利を引き寄せました。菅野投手の今後の活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • オリオールズとは?:メジャーリーグベースボール(MLB)のアメリカンリーグ東地区に属するチームで、ボルティモアを本拠地とする。
  • シンカーとは?:野球で使われる投球の一種で、ボールが落ちるような曲がり方をすることで、打者を打ち取るための効果的な球種の一つ。
  • 防御率とは?:投手の成績を表す指標で、投球回あたりの自責点の数を示す。数字が低いほど投手の安定性が高いことを示す。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。