プロ8年目でブレイク中の西武・西川愛也(にしかわまなや)がスターとなる前夜に迫った
西川愛也、プロ8年目でついに開花
2024年は歴史的な大敗を喫した西武2025年はそこから巻き返しを見せ、何とかAクラス争いに踏みとどまっている
課題だった打線では、新外国人のネビン、ルーキーの渡部聖弥の活躍が光るなか、既存戦力で大きな飛躍を遂げたのがプロ入り8年目の西川愛也である
2023年はNPB(日本プロ野球)の野手ワースト記録となる62打席連続ノーヒットを記録するなど苦戦し続けたが、2024年は初めて一軍で100試合以上に出場
71安打、6本塁打を記録し、成長ぶりを見せていた
2025年は開幕からセンターのレギュラーに定着
ヒットを量産し、6月は怪我の影響もあって一時成績を落としたものの、8月2日のロッテ戦では6打数6安打の固め打ちを見せるなど、ここまでパ・リーグで3位となる106安打を放つ活躍を見せている
ちなみに昨年までの7年間で通算94安打であり、シーズン途中でその数字を上回ったこととなる
高校時代から注目も、肩の怪我が評価を分けた
大阪出身の西川は、高校は埼玉の強豪・花咲徳栄でプレー彼は2年春の選抜高校野球で2安打を記録し、続く夏の甲子園では10打数6安打の成績を残し、全国的に名を馳せることとなった
ノートには彼の独特なバッティングスタイルや選球眼の良さが記録されており、そのスワイプ技術は高校生の中でもトップクラスだったことがうかがえる
しかし、彼の評価を分けたのは肩の怪我だった
2年の春に右の大胸筋を断裂して以降、強い送球が出来ず、外野手としての評価にも影響が出てしまう
そのため、ドラフトの評価にも不安要素として残ったといえる
西川愛也選手の成長は、怪我や不遇な状況を乗り越えた結果であり、その姿に感動を覚える信者も多くなってきています。特に今年の活躍は、その努力の成果を証明するものであり、ファンにとっても喜ばしい限りです。これからのシーズンもさらなる活躍を期待したいです。
キーワード解説
- NPBとは?日本プロ野球の略称で、日本で行われるプロ野球リーグのこと。
- センターとは?野球における守備位置の一つで、外野の中央に位置する選手が守る場所。
- 固め打ちとは?試合中に特定の選手が連続してヒットを打つことを指す言葉。

