甲子園出場なしでもプロ入りを果たした高卒投手の軌跡

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高卒球児でも甲子園に縁がなくてもドラフト上位指名を受けた投手たち

高校球児にとって、夢の舞台である甲子園は、多くの選手が憧れる場所です

しかし、甲子園に出場することができなくても、その才能が評価され、プロ野球のドラフトで上位指名を受けることは少なくありません

今回は、甲子園に縁がないものの、ドラフト上位で指名された現役投手を紹介します

田口麗斗選手の経歴

田口麗斗選手は、広島新庄高出身で左投左打の投手です

彼は171cm、79kgの体格を持ちながら、2013年のドラフトで3位指名を受け、読売ジャイアンツに入団しました

彼の高校時代、3年夏にエースとして広島県大会決勝に進出しましたが、延長の末に敗北し、甲子園出場は叶いませんでした

それにもかかわらず、スカウトから高い評価を受け、プロ入りを果たしました

プロ入り後の活躍

入団3年目の2016年には、26試合に登板し、10勝10敗、防御率2.72を記録しました

彼は翌年の2017年には、さらに成績を向上させ、13勝4敗、防御率3.01を達成

彼の高い能力はすぐにプロの世界で認められました

しかし、2018年からは成績が伸び悩む時期もありました

移籍と復調

2021年には東京ヤクルトスワローズに移籍し、2023年にはクローザーとして50試合に登板し、リーグ2位の33セーブを記録するなど、再びその実力を証明しました

しかし、今季は6月に下半身のコンディション不良で一時離脱し、現時点では26試合登板、9ホールドポイント(1勝1敗8ホールド)、防御率4.12という成績です

高校球児にとって甲子園は夢の舞台ですが、甲子園に出場しなくてもプロの舞台で成功を収める選手も多くいます。田口麗斗選手はその一例で、高校時代には甲子園を目指しましたが出場が叶わず、それでもドラフト上位でプロ入りしました。彼のような選手の活躍は、若い選手たちにとって励みになるでしょう。
キーワード解説

  • 甲子園とは?甲子園は日本の高校野球の大会で、多くの高校球児が夢見る舞台です。
  • ドラフトとは?ドラフトはプロ野球の選手を選ぶための制度であり、各球団が新たな選手を指名する仕組みです。
  • クローザーとは?クローザーは試合の最後に登板し、勝利を確実にする役割を持つ投手のことです。
  • セーブとは?セーブは、試合を締めくくった投手が与えられる記録で、主に重要な場面で登板した際に達成されます。

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