昨年5月には右肩の故障により、約2カ月間も一線を離れたが、その影響をも恐れず、改めて九回投球を望んでいると語った
トークイベントで書き初めのコーナーに参加した大勢は、「一」という文字を書いた
これは「一から取りにいく」という意気込みを表している
昨季までの3年間で80セーブを挙げ、通算では166セーブを達成しているが、今季からは中日から加入したライデル・マルティネス(28)が“絶対的守護神”として君臨することになり、大勢は八回のセットアッパーとして配置される見通しだ
なお、セットアッパーとは、試合の中で非常に重要な役割を果たす投手であり、通常は主に8回に登板し、次の回にクローザー(守護神)にバトンを渡す役目を担っている
しかし、両者の役割は心身の負担にも違いがあると言われている
元ロッテ投手の小林雅英氏は、八回の方が心身の負担が大きいと述べており、「セットアッパーは負けている場面からも登板する可能性があり、モチベーションの維持に苦労することもある」と指摘している
さらに、大勢はメジャーリーグへの転身希望があることを公言しており、「一番良いところを目指すのがアスリートとしての宿命
しかし、やるべきことをしっかり果たした上での話だ」と語り、長期的な視点で自身のキャリアを見据えている
仮にポスティング制度を利用する際の順番が決まっている中、故障再発には細心の注意が必要である
一方、巨人は大型補強を進めているが、チームの戦力が向上する反面、優勝に貢献した有能なスコアラーがライバル球団に移籍したことが不安材料となっている
これにより、巨人の頭脳やデータが流出した可能性も指摘されており、今後の動向が注目されている
大勢選手の意気込みや今後の役割に関する決意表明は、チームの士気を高める一因になると考えられます。彼が頑なに守護神の座を譲るつもりがないという姿勢は、競争心に満ち溢れており、ファンにとっても期待の持てる発言です。その一方で、故障のリスクやセットアッパーの役割の難しさを考慮する必要があり、今後のパフォーマンスに注目が集まります。
ネットの反応
巨人の大勢選手に対するコメントは、多様な意見が寄せられています
特に、彼をセットアッパーとして起用することへの不安や懸念が目立ちます
多くのファンは、大勢選手がシーズン中に安定した成績を残しているにもかかわらず、新たに加わったライデル選手がセットアッパーに起用されることでモチベーションを保つことができるかどうかを心配しています
このような状況が選手のパフォーマンスにどのように影響するかに関する疑問の声が多く見受けられます
また、一部のファンはダブルストッパー制の導入を提案しています
巨人においてリリーフ投手が充実しているため、試合毎に役割を持ち替え、必要に応じて大勢選手を中継ぎとして使うべきだという意見もあります
さらに、選手として活躍を続けるためには、役割をしっかりと分けて戦う必要があるという意見もあります
一方で、大勢選手に対して「まずは1年ちゃんと働いてから」という冷静な意見も見られ、自信と実績が求められていることがわかります
彼が過去一年で達成した成果がどれほど一貫しているか、またはチョコチョコ塁に出してしまうことに対して不安の声が挙がっています
全体的に、クローザーとしての過去の実績がありながら、他選手との地位争いが繰り広げられる中での大勢選手の扱いに、ファンたちの期待や懸念が表れています
特に、選手の意向が考慮されない状況や、安定感のある選手の起用が望まれる中、今後の展開に注目が集まっています
ネットコメントを一部抜粋
セットアッパーでつかうの? 抑えダブルじやないの?
てかモチベーションを保てるかでしょ。今シーズンも安定してたのにライデルきたからってセットアッパーにされちゃたまらんよな。
なかなか本音を言わない、自己主張をしない若者が少ない中、選手として対抗意識むき出しの大勢選手に対して好印象を持ちました。
選手は使われる立場だからね。抑えをやりたいならライデルより高い状態になれば良い。
巨人のクローザーとして頑張って実績も積んで活躍してきたのに、球団がよそから投手を引っ張ってきたからとクローザーの地位を奪われ、セットアッパーへと移動させられれば、すごくポテンシャルが落ちるでしょうね!
キーワード解説
- 守護神とは? - 野球における守護神とは、試合の最終回を担当する投手のことを指し、特にチームが勝ち試合を維持するために重要な役割を果たす選手です。
- セットアッパーとは? - セットアッパーは、主に8回に登板する投手のことで、試合の流れを維持しつつ、次の回に登板するクローザーへと引き継ぐ重要な役割を持っています。