巨人・山崎伊織、多くの期待を裏切り阪神戦での先発登板に苦しむ
2025年8月15日、東京ドームで行われたプロ野球セ・リーグの巨人対阪神戦において、巨人の先発投手である山崎伊織（26）が苦しい投球を展開しました5年目を迎える山崎は、今季19度目の先発登板に臨みましたが、4回で4失点、わずか4安打を許す結果に終わり、3年連続での2桁勝利はお預けとなりました
この試合での山崎は、前回の登板から十分な準備をして臨んでいたものの、初回から不安定な立ち上がりを見せました
特に、2回には大山選手に死球を与え、直後に高寺選手に四球を許し、無死一、二塁のピンチを招きました
3回まで無失点で耐えましたが、4回に入ると状況が一変しました
4回の先頭打者である佐藤輝に四球を与え、続く大山選手に対しては真ん中に入ったフォークボールを捉えられ、脱出困難な左翼ポール際へと運ばれてしまいました
この一打によって、阪神が試合の幕を開ける7号2ランを記録し、先制点を奪われました
その後も、安打や四球で続行し、近本選手に2点適時打を浴びて計4失点
山崎はこの回限りで降板し、5回からは2番手左腕の横川がマウンドに上がりました
投球内容は4回で打者20人に対して71球を投じ、1三振を奪ったものの、3つの四球と1つの死球を与えてしまいました
直球の最速は151キロでありましたが、質の高いピッチングとは言えませんでした
これにより、山崎は今季の戦績を9勝3敗、防御率1.49で迎えており、阪神戦では1勝0敗、防御率1.50であったものの、この試合での結果は彼にとって厳しいものとなりました
試合後、山崎は「大事なカードの初戦で、先発としての役割を果たすことができず申し訳ないです」とコメントしており、反省の色を見せています
今回の試合では、山崎伊織投手が期待に応えられず、阪神戦で降板という結果に終わりました。彼は今季の成績が良かっただけに、少し残念です。しかし、この経験をいかして次回に期待したいですね。若い投手にとって、このような試合は成長の糧として大切だと思います。
キーワード解説
- フォークボールとは？投球フォームにおいて、ボールを地面に向けて落とすように投げる変化球で、打者にとっては非常に打ちにくいボールです。
- 防御率とは？投手が出した失点を、投球回数で割ったもので、低いほど優れた投手だと評価されます。
