巨人・坂本、通算674度目のマルチ安打を達成し記録に迫る

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2025年8月15日、東京ドームで行われたプロ野球セ・リーグの巨人対阪神戦において、巨人の内野手・坂本勇人選手(36)が6回からの途中出場ながら2安打を放ち、通算674度目のマルチ安打を記録しました

これにより、NPB(日本野球機構)における歴代8位を保持する金本知憲(阪神)の678度のマルチ安打に「あと4」と迫りました

坂本選手はこの試合で2試合連続ベンチスタートでしたが、試合は0-4で劣勢となっていた6回、2死一、三塁の場面で代打として登場しました

相手投手は阪神の左腕・伊藤将で、フルカウントからの6球目に内角カットボールを見事に捉え、打球は左翼スタンドの上段に飛び込みました

これは坂本選手にとって7月11日のDeNA戦以来35日ぶりとなる3号3ランであり、通算300本塁打まで「あと2」となりました

坂本選手はその後、三塁の守備に入ります

さらに、8回には5-5で迎えた第2打席で相手の4番手右腕・湯浅から左前打を放ち、7月3日の阪神戦以来43日ぶりのマルチ安打を達成しました

この2安打により、坂本選手の通算安打数は2445本となり、現役最多およびNPB単独11位記録を更新しました

また、通算2452安打の土井正博(西武)に「あと7」、2471安打の長嶋茂雄(巨人)には「あと26」と迫っています

NPB歴代通算マルチ安打ランキング

順位 選手名 マルチ安打数
1位 張本勲(ロッテ) 855
2位 野村克也(西武) 759
3位 王貞治(巨人) 736
4位 福本豊(阪急) 712
5位 門田博光(ダイエー) 702
6位 長嶋茂雄(巨人) 694
7位 衣笠祥雄(広島) 690
8位 金本知憲(阪神) 678
9位 坂本勇人(巨人) 673
10位 川上哲治(巨人) 671
坂本選手の活躍は、プロ野球界でも大きな注目を集めています。彼のマルチ安打の記録は、長年の経験と努力の賜物であり、今後の更なる成長が期待されます。記録に迫る姿勢は多くのファンに感動を与えており、今後の試合にも注目です。
キーワード解説

  • マルチ安打とは?:一試合で2本以上の安打を記録することを指します。プロ野球においては選手の打撃力を示す重要な指標です。
  • 通算安打数とは?:選手がこれまでに打った安打の総数を指します。長期間にわたりプレーする選手の実力の証となります。
  • 安打とは?:野球で打者がボールを打って、出塁することを言います。安打の数が多いほどその選手の打撃力が高いと評価されます。

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