先発九里亜蓮投手(33)が粘った
1回から3回まで走者を背負いながらも併殺でピンチを脱出
最遅は78キロのスローカーブ、最速は145キロの直球と緩急をつけた投球がさえた
6回2/3を投げ、2安打無失点
「勝たせてもらった勝利だと思うので、感謝しかないです」
味方を信じ、粘り抜いて、7月6日ロッテ戦以来、約1カ月ぶりの勝ち星、今季8勝目をつかんだ
初回のワンチャンスを逃さなかった
2死二塁から、この日スタメンに復帰した4番杉本裕太郎外野手(34)が左前に先制タイムリーを放った
この1点を全員で守り切った
今季初の「スミ1勝利」
岸田護監督(44)は「バッテリーが頑張りましたね
それに尽きると思います」とたたえた
14日に楽天に敗れて2度目の自力V消滅となったが、対象の日本ハムが敗れたため、一夜にして自力優勝の可能性が再び復活した
今回のオリックスの試合は、特に先発九里亜蓮選手の粘り強い投球が印象的でした。彼の緩急を使った投球は、打者を手こずらせ、無失点に抑える大きな要因となりました。また、杉本選手のタイムリーもチームの士気を高め、自力Vの可能性を復活させる重要な一打となりました。特に、一点を守り切る試合運びは、これからの試合に向けても自信になるでしょう。
キーワード解説
- 自力Vとは?自チームが直接勝利を重ねることで、他チームの結果に依存せずに優勝を決めることを意味します。
- スローカーブとは?打者のタイミングを外すために投げられる遅いボールで、通常の直球と比較すると遅延することで打たれにくくなります。
- タイムリーとは?得点につながるヒットのことで、打者が打った瞬間に走者が得点を狙ったり、進塁したりすることを指します。

