ソフトバンクの山川、満塁本塁打で勝利を引き寄せる

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◇○ソフトバンク6―1ロッテ●(15日・みずほペイ) 福岡ソフトバンクホークスの4番打者、山川穂高選手が試合を決定づける満塁本塁打を放ち、チームを勝利に導きました

試合の流れ

試合は同点で迎えた七回、先頭打者の代打・緒方理貢選手が遊撃へのゴロを打ち、ヘッドスライディングで出塁

その後、好機が広がり、2死満塁で山川選手が打席に立ちました

緒方選手の泥臭いプレーを見た山川選手は「気合が入った」と語り、ロッテ投手の広池康志郎選手が投じた高めの変化球を振り抜くと、打球は右中間スタンドに飛び込んでいきました

打撃スタイルの変化

山川選手は、以前は引っ張っての本塁打が多かったですが、「引っ張りが強くなりすぎると打撃は難しくなる」との意識から、今後は右方向への打球を意識して練習に励んでいます

このアプローチが試合での成功に繋がったと言えます

記念すべき一日

15日には、元日本ハムの中田翔選手が引退を発表しました

中田選手が日本ハムで4番を務めていた頃、山川選手も西武で4番を打っており、常に意識していた存在であると語ります

「打点の挙げ方がすごくうまいと思っていた

男気があって格好いい」と打席での思いも述べました

このように、節目の日に山川選手がチームを勝利に導く姿は、野球の持つドラマを再確認させるものでした

【林大樹】今回の試合では、山川選手が満塁の場面で好機を活かし、大きな一打を放ちチームを勝利に導きました。特に、彼が技術を変えたことで、打撃がさらに洗練されていることが伺え、今後の活躍に期待が高まります。また、中田選手の引退もあり、彼の思い出を胸に試合に臨む姿は感動的でした。
キーワード解説

  • 満塁本塁打とは?試合で、3人の走者(塁上にいる選手)がいて、その全ての選手が本塁に帰ることが条件の本塁打です。
  • ヘッドスライディングとは?塁に滑り込む際に、体を前に倒して頭から滑り込む技術で、主にアウトにならないために用いられます。
  • 引っ張るとは?バッターが打球を左方向(右打者の場合)のフェンスに強く飛ばすことを指します。
  • 変化球とは?速球とは異なり、球の軌道や回転の変化によって打者を欺くために投げられる球種のことです。

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