ソフトバンク、山川の満塁ホームランでロッテに勝利 連勝記録を更新

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◆ソフトバンク6―1ロッテ(15日、みずほペイペイドーム) これぞ頼れる4番の仕事だ

7回2死満塁の場面で、ソフトバンクの山川穂高選手がロッテの2番手、廣池康志郎投手から134キロのスライダーを逆方向に打ち返した

この打球は右中間のスタンドまで届き、大きな満塁ホームランに変わった

山川選手はダイヤモンドを回る際にガッツポーズを掲げ、「今日の一打は一番良かった」と嬉しそうに語った

今季の満塁ホームランはこれで2本目、通算では8本目となり、オリックス時代のレジェンド、イチロー選手に並ぶこととなった

山川選手は「満塁ホームランってのは最高の結果になる」とその価値を語り、チームの4番としての役割を再認識した様子

小久保監督も山川選手の一打を称賛し、「お見事」とその打撃を評価した

今季は打撃に苦しみ、4番から降格や2軍調整も経験した山川選手だが、7月31日以降、再び4番に座り続け、打率は2割6分5厘、2本塁打、7打点に達した

「得点圏で打てない時が多かった

今年は攻めないと道が開けない」との言葉が彼の信念を示している

この日の満塁ホームランは、初球を攻めの姿勢で捉えることに成功した

また、2位の日本ハムが敗れたため、ソフトバンクとのゲーム差は再び4ゲームに広がった

みずほペイペイドームでは7月5日の西武戦から13連勝を達成し、これは同球場での新記録となる

これは1965年の南海時代の大阪球場以来60年ぶりの快挙だ

小久保監督は続く対戦相手の有原とモイネロについて「落とせない

勝つだけです」と、今後に向けた強い決意を語った

今回の試合で見せた山川選手の活躍は、厳しいシーズンの中でチームの士気を大きく高めるものとなった。特に満塁の状況で放たれた本塁打は、チームにとって重要な局面での勝利をもたらした。監督やファンの期待に応えた形で、彼は再びチームの中心としての役割を果たすこととなった。これからの試合でもこの勢いが続くことに注目したい。
キーワード解説

  • 満塁ホームランとは? 打者が満塁の状況で本塁打を打つことを指し、得点が一気に4点入るため、試合の流れを大きく変える影響力があります。
  • ダイヤモンドとは? 野球場における内野の形を示し、各塁を結ぶ四角形を指します。打者が打ったボールを追いかけ、走塁する際に通る経路でもあります。
  • 打率とは? バッターがヒットを打つ割合を示す指標で、高いほど打撃の精度が良いことを意味します。通常は小数点以下2桁で表現されます。

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