巨人、長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合で岡本が復帰

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◇セ・リーグ 巨人―阪神(2025年8月16日 東京D) 東京ドームで行われた阪神戦は、6月3日に89歳で亡くなった終身名誉監督・長嶋茂雄さんの追悼試合として開催されました

チームの主力選手である岡本選手は、左肘じん帯損傷から復帰し、この試合から1軍に復帰

前回出場したのは5月6日の阪神戦で、そこから102日ぶりの復帰となります

試合前の練習では、岡本選手がフリー打撃を行い、見事なスイングでライナー性の打球を次々と打ち返し、右中間へも一発を放ちました

この日は長嶋さんを追悼する特製のTシャツとキャップを着用し、復帰戦に臨むことに特別な想いを抱いていました

岡本選手は「この日があるということは分かっていましたし、その前に復帰を目指して頑張ってきたので、東京ドームの試合で復帰できて良かったです

今日は特別な試合だと思いますので、緊張すると思いますが、頑張りたいです」と意気込みを語りました

長嶋さんについては「子供の頃からスーパースターとしての存在は知っていました

実際のプレーを見ることはありませんでしたが、ジャイアンツに入ることでお会いできたのは光栄です」とその偉大さを振り返りました

試合に出場する際は、全選手が長嶋さんの永久欠番・背番号3を着用します

岡本選手は「特別な意味を持つ背番号ですので、頑張りたい」と述べ、意気込んでいます

岡本選手は実戦復帰を果たした後、8月3日のロッテ戦から8試合で打率・263とまずまずの成績を残しています

監督の阿部氏も岡本選手の復帰を明言しており、三塁での4番打者として起用される見込みです

この日の追悼試合では、午後1時30分頃に場内が暗転し、追悼セレモニーが実施されます

セレモニアルピッチには球団のレジェンドOBである松井秀喜氏が務め、試合終了後にはチーム及び球団OB、球団職員らが栄光の背番号「3」を人文字で表現し、サインボールの投げ入れが行われる予定です

今回の試合は、岡本選手が復帰する特別な意味を持つ試合であり、長嶋茂雄さんへの追悼が込められています。岡本選手が自身の復帰と同時に、この敬意を示す舞台に立つことで、球団の絆が一層深まることが期待されます。また、長嶋さんの思い出を共有することで、ファンと選手の心が一つになる機会ともなるでしょう。
キーワード解説

  • 追悼試合とは?特定の人の功績を称え、その人を偲ぶために行われる試合やイベントのことです。
  • 陰影セレモニーとは?特別な理由がある時に行われる儀式やイベントのことで、特定の人や出来事を記憶し、敬意を表するために行われます。
  • セレモニアルピッチとは?試合前に行われる始球式のことで、特別なゲストや著名人がマウンドに立ち、ボールを投げる儀式です。
  • 背番号3とは?特定の人物が着用していた番号が特別な意味を持つ場合、他の選手はその番号を着用しないことがあります。この場合、長嶋茂雄さんの背番号です。

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