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吉田凌投手、プロ野球生活に終止符を打つ

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2025年1月4日、ロッテから戦力外通告を受けた吉田凌投手(東海大相模-オリックス)が自身のInstagramを通じて、プロ野球生活を終了することを発表した

「プロ野球生活を終了しました

9年間沢山のご声援本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた

高校時代の活躍

吉田投手は、東海大相模高等学校時代に特に注目を集めた選手である

2年次の夏、神奈川大会決勝では1試合20奪三振という素晴らしい成績を収め、このパフォーマンスにより甲子園出場を果たした

さらに、3年次には小笠原慎之介投手(中日)と共に、夏の甲子園優勝を経験した

プロ入りからの軌跡

吉田選手は2015年のドラフトでオリックスに5位指名され、その後キレ味鋭いスライダーを武器に活躍した

特に2020年には35試合に登板し、2勝2敗7ホールド、防御率2.17という好成績を収めた

しかし、その後は一軍定着には至らず、2023年オフに戦力外となった

再起の試みと最終決断

戦力外通告を受けた後、吉田投手は入団テストを経てロッテと育成契約を結び、2軍でのアピールを続けた

5月には支配下登録を果たしたが、9試合の登板にとどまり、再び戦力外通告を受ける結果となった

昨年の12球団合同トライアウトでは、元同僚の菅野剛士選手(元ロッテ)との対戦があり、ホームグラウンドのzozoマリンスタジアムでは暖かい拍手が送られた

今後の展望

吉田選手は最後に、「これからも違った形にはなりますが野球は続けていきます

次のステージでもこの経験を活かして頑張っていきたいと思います」と新たなチャレンジへの意欲を示した

また、投稿の最後にはファンや関係者への感謝の気持ちを語った

吉田凌投手のプロ野球生活の終わりは、多くのファンにとって衝撃的なニュースである。彼が高校時代から培った実力と、プロとしての努力が報われない形での引退は、プロスポーツの厳しさを示している。ただ、彼の新たな挑戦に期待したい。
キーワード解説

  • トライアウトとは?トライアウトは、プロ野球選手が再契約や新たなチームへの移籍を目的として行うオープントライアウトの一種で、通常は複数の球団のスカウトが参加します。

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