オリックス、完封負けの岸田監督が痛感した今季の課題とは

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◆パ・リーグ オリックス0―1西武(16日・京セラドーム大阪)オリックス・岸田護監督は、地元京セラドーム大阪で行われた西武との対戦において、今季15度目の完封負けを喫した

相手の先発投手であるサブマリン右腕・与座雅士(よざ まさし)の巧妙なピッチングに苦しみ、オリックス打線は終始沈黙を余儀なくされた

岸田監督は試合後、「与座にはいい投球をされた

高低を使い分ける投球はなかなか打てないと思います」とその技術を称賛

特に、与座の球は上下の変化をつけることでバッターのタイミングを狂わせるサブマリン投法の威力を示した

この日の試合でオリックスは、前日の試合で日本ハムを破った流れを生かせず、得点が奪えなかった

岸田監督は「先発投手や勝ちパターン(試合を決定付ける重要な場面で投げる投手)での流れを失ってしまった」と自身の指揮を振り返り、「やり返されましたね」と悔しそうに語った

チームはこれまでの試合で打撃力が鈍化しており、8月には12試合中わずか4勝8敗と低迷

得点も23得点と大きく減少している

監督は「打撃というのは難しいと思います

簡単にはいかないが、全員で何とか執念の1点を取りにいくしかありません」と選手にコメントし、さらなる奮起を促した

オリックスが西武に完封負けした試合を通じて、岸田監督が考える課題が明らかになりました。特に、打撃力の低下はチーム全体の士気にも影響を与えています。選手たちが一丸となって1点を取りに行く努力が求められています。
キーワード解説

  • 完封負けとは?:投手が相手チームに一度も得点を許さず、試合を終えることを指します。
  • サブマリン投法とは?:投手が投球する際、通常よりも低い位置からボールを投げる技術です。これにより、バッターにとって打ちづらい球筋が生まれます。
  • 勝ちパターンとは?:試合が接戦になった際に、特に信頼のおけるリリーフ投手が登板する状況を指します。

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