西武・山田陽翔、冷静なマウンドで中継ぎエースに成長

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2025年8月16日、京セラドーム大阪において行われたオリックス対西武の試合で、21歳の西武山田陽翔投手が見事な投球を披露した

試合は西武が1-0で勝利

山田投手は8回に3番手として登板し、プレッシャーのかかる状況でも冷静さを保ち、チームに大きな貢献を果たした

冷静さの秘訣とは?

試合中、山田投手は「特に緊張していない」と語り、自身の心境について「楽しめているのかもしれない」と述べた

若干21歳にして、重要な場面でのメンタルの強さが際立っており、この冷静さが彼の大きな武器の一つであることは間違いない

プレッシャーを乗り越えるための心構え

登板時の心がまえについて尋ねると、彼は「自分のできることだけをやろうと思って投げている」と語る

この姿勢が、大事な場面での冷静な判断を可能にしているようだ

特に、8回の先頭打者を内野安打で出塁させた後も、変化球を駆使して冷静に対応し続けた

重要な局面での奪三振

この試合での彼の投球の中でも特に印象的だったのは、9番打者麦谷に対する空振り三振である

山田投手は「ここは1点もやれない場面だった」と、その重要性を感じ取っていた

監督からも「進塁はされたが、この三振が良かった」と評価され、チーム全体にとっても大きな局面を乗り切ったことが強調された

キャリアの進展
山田投手は、近江高校で甲子園を沸かせた後、プロ入りから3年目を迎えている

開幕戦での緊急招集から好投を続けており、初勝利、初ホールド、初セーブをクリアした

さらに、その日の試合でのホールド数が10に達する一方、「数にはこだわっていない」と冷静に語った

投手名 ホールド数 防御率 試合数
山田陽翔 10 0.78 34
今後もさらに多くの場面で投げられることを望み、「もっと頑張りたい」とさらなる成長を目指す山田投手の姿勢に期待が寄せられた

山田陽翔投手の冷静な投球は、若さとは裏腹に驚異的なメンタルの強さを示しており、今後の成長がとても楽しみです。プレッシャーの中でも冷静に投球できる技術は、将来のプロ野球でもトップクラスの投手になる素質を感じさせます。
キーワード解説

  • 中継ぎとは?中継ぎとは、先発投手が投げきれなかったイニングや、緊急時に打者と対峙する投手を指します。
  • ホールドとは?ホールドとは、中継ぎ投手が試合でリードを維持したまま投げることにより得られる記録の一種です。
  • 防御率とは?防御率とは、投手が何回投げたかという点に対して、どれだけ失点したかを示す指標で、数値が低いほど優れた成績とされます。

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