この試合では、ロッテの1番打者藤原が初回から存在感を見せ、二盗を決めた後、2番の西川が適時打を放ち、チームを先制に導いた
さらに2回には5本の長短打が集中し、一挙に5点を奪った
ソフトバンク・有原の厳しい内容
一方、ソフトバンクの先発ピッチャー有原は、試合後「チームにも中継ぎにも迷惑をかけてしまった」と語り、6敗目を喫した彼は4回を投げて7失点(自責3)を記録し、今季自己ワーストの11安打を浴びる結果に終わった
守備の乱れも影響したとはいえ、ピンチに弱い場面が目立った
ビッグイニングで試合の流れを決定
ロッテは試合の序盤から有利に進め、特に2回には5本のヒットと相手の失策に助けられて大量得点をあげた序盤で試合が大きく動き、ソフトバンクは巻き返しを図るも、山川と野村のソロホームランによる得点にとどまり、試合の流れをつかむことができなかった
小久保監督のコメント
試合後、小久保監督は「野手が足を引っ張ったところもある」と選手をかばったが、有原はあくまで自分の力不足を認め、「もっといいボールを狙った場所に投げられるように反省する」と責任を受け止めた次戦では日本ハム戦の登板が予想され、エースとしての真の実力を示すことが期待される
若手選手の奮闘
ソフトバンクでは、途中出場の谷川原が2安打を記録し、盗塁も成功させるなど輝きがあった監督は彼の活躍に期待を寄せており、チーム全体が次の試合に向けての改善が求められている
ロッテの勝利は連敗をストップさせ、チームの士気を高める結果となりました。一方で、ソフトバンクの有原は調子を崩し、自責点や失点という不安定さが露呈しました。特に若手選手の活躍が目立ったものの、全体としてのチーム力の向上が求められます。
キーワード解説
- 適時打とは?試合中に得点を狙って打つヒットのことで、点を取るための非常に重要な打撃の一つです。
- 自責点とは?ピッチャーが自分の投球ミスによって失点した場合の得点のことで、自分の責任であることを示します。
- エースとは?チームで最も優れた投手を指し、通常は先発ローテーションの最上位に位置します。試合の結果に大きな影響を与える存在です。
- ビッグイニングとは?一つのイニングで大量得点を挙げることを指し、試合の流れを一気に変えることができます。

