阪神・森下翔太、劇的な走塁が700票中の280票を獲得し受賞
阪神タイガースの外野手、森下翔太選手が「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の7月度受賞プレーに選出され、その際に披露した“神の手”と称される走塁がファンの心を掴んだアワードの授賞式では、元プロ野球選手でタレントの掛布雅之氏が「素晴らしいプレーでした」と称賛し、若き主砲の走塁能力を高く評価した
受賞したプレーは7月2日の巨人戦での出来事
試合は両チーム無得点のまま進行し、8回に入った
そこで2死一、二塁の場面で、大山悠輔内野手が放った打球が遊撃手に向かったが、イレギュラーバウンドとなり遊撃手はそのボールを処理できなかった
この隙を突いて、二塁走者の森下は一気にホームに向かった
際どいタイミングだったが、森下は捕手のタッチを巧みにかわし、右手でホームベースを触ることに成功した
掛布氏も驚きを隠せず、受賞決定の際のコメントでは「森下選手の目にはキャッチャーの動きがスローモーションに見えていたんじゃないでしょうか
まるでスローモーションのようにキャッチャーミットをかわしてホームインする姿は素晴らしかった」と絶賛
これまでの全試合に出場している25歳の森下選手に対して、今後の活躍を期待する言葉を贈った
阪神ファンに親しまれているABCテレビの公式YouTubeチャンネル「虎バンチャンネル」では、「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を毎月実施しており、掛布氏がノミネートしたプレーの中からファンの投票で受賞プレーを選出している
森下の“神の手”ホームインは280票を獲得し、他のプレーを大きく引き離した
たとえば、7月26日には才木浩人投手が無四球完封勝利を挙げたが、こちらは114票、7月27日のDeNA戦で高橋遥人投手が317日ぶりに勝利を収めた際は108票という結果だった
今回の森下翔太選手の受賞は、単なるスピードや技術だけでなく、瞬時の判断力や冷静さが功を奏した結果です。ファンからの大きな支持を受けての受賞もあり、選手としてさらに成長が期待されるでしょう。森下選手の今後の活躍に注目です。
キーワード解説
- 走塁とは?走塁は野球において、選手が打球を打った後にどれだけ素早く、且つ効果的に塁を走るかを指します。走塁の技術は勝敗に大きく影響するため、非常に重要とされています。
- DIDアワードとは?DIDアワードは阪神タイガースが毎月実施するイベントで、ファンの投票により価値あるプレーを選出するもので、特に注目のプレーが評価されます。
- イレギュラーバウンドとは?イレギュラーバウンドは、野球のボールが地面に触れてバウンドする際に、予想外の動きをすることを指します。このため、守備側はボールを捕らえるのが難しくなります。

