中日、DeNA戦でのスタメン全員左打者起用の意図を井上一樹監督が語る

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中日は8月17日、横浜スタジアムでのDeNA戦において、延長12回の接戦の末、4-5で敗れ、これで3連敗となった

この試合では、DeNAとのゲーム差が2ゲームの中、3連戦の全てで敗北を喫し、差は5ゲームに拡大する形となった

注目すべきは、試合前に発表されたスタメンで、井上一樹監督は全ての打順を左打者で固めた

通常であれば多様な打者を並べるチーム編成が一般的だが、この日の対戦相手である先発投手、藤浪晋太郎(31)に対する「死球対策」として、右打者をベンチに置いた

この日、先発の左打者を揃えたことで、通常スタメンである細川やチェイビス、田中、山本、加藤の5人はすべてスタメンから外れた

試合後、井監督はスタメンの意図について質問を受け、「それはそうやろ

オレもケガ人は出したくないし」と述べ、また「もし藤浪のようにコントロールに難がある投手が自チームにいても、相手はそれに対処する必要がある」と続けた

監督は、通常のベストオーダーが組めない状況において、控え選手を起用しざるを得ない辛さを強調した

今回、中日が全て左打者でスタメンを組んだのは、藤浪投手の危険な球速に対する巧妙な戦略の結果です。しかしながら、チームとしてはそれに対して危機感を持ちながらも、正しい選手起用に悩む状況がどれだけ厳しいかを物語っています。今後の試合では、こうした戦術がどのような結果を生むのか注目です。
キーワード解説

  • スタメンとは?: スタメンは「スターティングメンバー」の略称で、試合に初めから出場する選手を指します。
  • 死球対策とは?: 死球対策とは、投手からの球が打者に当たることを避けるための戦術で、特定の選手のハードスローに対して弱点をつくために行われることが多いです。
  • コントロールとは?: コントロールとは、投手が投げた球をどれだけ正確に狙った場所に投げられるかを示す指標で、良いコントロールを持つ投手は、バッターにとって非常に厄介です。

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