出場選手登録抹消の直後に登板した橋本は、7回の1イニングを無安打無失点に抑える圧巻の投球を披露した
この試合での登板について、橋本は「試したい形があった
下半身の体重移動にずれがあった」と語り、自らの課題に意識していることを示した
実際の試合では、先頭打者の来田選手との対戦で、4球目に投じた外角低めのスライダーが決まり空振り三振を奪取
また、後続の野口選手を10球目のスライダーで打ち取るなど、冷静に打者を封じる姿を見せた
投球内容はさらに続き、内藤選手は高めの150キロ直球で抑えることに成功
試合を通じての制球力と球威が評価されたが、橋本は「いい形で投げられた球もあったが、100%ではない」と自己評価においてさらなる改善の余地があることを強調した
今季は1軍で41試合に登板したものの、8月の6試合では8失点を喫しており、3敗を喫する結果となった
しかしこの日の無失点投球により、早期の1軍復帰に向けたアピールに成功したと言える
落合2軍監督も「今日はスライダーが切れていた
あとは打者に対するボールの見えにくさ、打ちづらさが戻ってくれば」と、橋本の才能に大きな期待を寄せている
充実した投球を終えた橋本は「いい形をつくって、結果を残して少しでも早く戻りたい」と再び1軍での活躍を目指して、さらなる鍛錬を続ける意欲を見せた
背番号13の復活は、中日にとって欠かせない戦力といえるだろう
橋本侑樹投手の投球は、彼自身にとって非常に重要な復帰戦であり、今後の1軍昇格に向けた良いアピールとなりました。特に、彼が修正したいと話していた下半身の体重移動が上手く機能したことが、無失点につながった要因だと感じます。落合2軍監督も彼の能力に期待を寄せており、今後の活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは、日本プロ野球の二軍リーグで、各球団の若手選手や育成選手が競い合う場です。1軍に昇格するための重要なステップとなります。
- 無安打無失点とは?:無安打無失点は、投手が相手チームの打者にヒットを許さず、得点も与えない完璧な投球を意味します。
- 再現性とは?:再現性は、投手が同じフォームで投球を繰り返す能力を指し、安定したパフォーマンスを発揮するために重要です。

