ソフトバンク緒方理貢、サヨナラ勝利に導く!守備や代走から貢献する姿勢を称賛

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 ◆ソフトバンク1×―0ロッテ(17日、みずほペイペイドーム) プロ野球ソフトバンクホークスの外野手、緒方理貢(おがた りこう)選手(26)が、チームを今季五度目のサヨナラ勝ちに導く活躍を見せた

この試合は、両チームが無得点で迎えた9回表、緒方選手の果敢な盗塁が勝利への道を切り開いた

 試合の始まりから順調な流れで進行していたが、9回表には近藤健介選手が四球を選び出塁

その後、守護神の益田直也選手からの暴投を利用して二塁に進塁した

続いて中村晃選手が四球を選び、ベンチから「いけたらいけ」のサインが出された

緒方選手は、「データもあった

躊躇していたらスタートできない

思い切っていこうと思って走りました」と振り返りながら、牧原大成選手への初球でスタートを切り、見事に三盗を成功させた

 その後、牧原選手が一塁線へのサヨナラ打を放つと、緒方選手は力強くホームを駆け抜け、感動的な勝利を飾った

 緒方選手は昨年、育成選手から支配下選手に登録され、開幕1軍入りを果たしたものの、8月5日に初めてシーズン中の2軍行きを告げられた

しかし彼の努力は決して無駄ではなかった

2軍では打率5割3分3厘という素晴らしい成績を残し、再登録可能な最短期間で1軍に戻って来た

 15日のロッテ戦では代打として出場し、勝ち越しにつながる内野安打を放ったものの、一塁へヘッドスライディングした際に左手を負傷したため、17日の試合ではサポーターと手袋を付けての出場となった

それでも必死にプレーを続け、「本当に勇気のいるスチールだった」と語る緒方選手は、小久保裕紀監督からも称賛される存在となっている

監督は、「育成のときはもっとがつがつしていた

それを思い出せた」と語り、緒方選手の闘志ある姿勢を高く評価している

ソフトバンクの緒方選手が見せた果敢な盗塁は、ただのプレーを超え、チームの勝利を導いた。その姿からは、勝利への情熱と努力の跡が感じられる。特に、サポーターと手袋を付けての出場は彼の意志の強さを示すものであった。監督からも認められ、今後の活躍がますます楽しみである。
キーワード解説

  • サヨナラ勝ちとは? 試合が同点のまま進んだ後、相手チームよりも先に得点し、試合に勝利することを指します。
  • 盗塁とは? 走者が投球のタイミングを見計らって、塁から次の塁へ進むプレイのことを言います。成功すれば得点のチャンスが増えます。
  • 守護神とは? 特に重要な場面で登板する投手の役割で、試合の勝利を守るためにプレーします。
  • 支配下選手とは? 育成選手として育成契約を結んでいた選手が、プロチームの正式メンバーとして登録されることを意味します。

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