8月17日、京セラドームで行われた西武対オリックス戦の延長10回において、西武の滝澤夏央内野手がサヨナラを防ぐための見事な守備を見せ、ファンや専門家から大きな注目を集めた
この試合の延長10回、スコアは6-6
オリックスの頓宮裕真捕手が打席に立ち、平良海馬投手がカウント1-2から直球を投じる
しかし、その打球はセンター前に抜けるかに見えた
だが、滝澤は冷静に二塁から猛ダッシュし、打球に追いつくと、体を回転させながら一塁へと送球
オリックスファンのサヨナラを確信した声が響く中、彼の美技がそれを阻止したのだ
試合後、「パーソル パ・リーグTV」がこのプレーを「神業」と称賛し、ツイッター上では「このプレーは鳥肌が立った」「神業としか言いようがない」と多くの称賛のコメントが寄せられた
さらに、滝澤の守備成績も注目されており、データ分析を行う株式会社DELTAによると、彼の守備指標「UZR」では、二塁で6.1、遊撃で4.2を記録し、それぞれのリーグで3位、4位にランクインしている
UZRとは、守備の貢献度を示す指標であり、失点を減少させたかどうかを数値化したものだ
滝澤は今季、二塁で383イニング、遊撃で280イニングを守り、合計のUZRは10.6と全ポジションで3位に位置
彼の守備力は球界でも最高クラスの評価を受けている
今後の活躍がますます楽しみである
滝澤選手の圧倒的な守備力が試合を決定づけたことは間違いありません。特に、延長戦という緊迫した状況でのプレーは、その価値をさらに高めます。今後もこうした活躍に注目していきたいです。
キーワード解説
- 滝澤夏央とは？：プロ野球選手で西武ライオンズに所属する内野手。
- UZRとは？：守備の貢献度を数値化した指標で、失点を減少させたかどうかを示す。
- サヨナラゲームとは？：同点またはリードしているチームが、最終回で勝ち越しを決めた際のゲーム。
