高校野球準々決勝、注目の“2年生BIG3”がプロ注目選手として評価される

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第107回全国高校野球選手権が進行中で、今日は準々決勝として8校が競い合います

特に注目を集めているのが、山梨学院の菰田陽生、横浜の織田翔希、沖縄尚学の末吉良丞の3選手、通称「2年生BIG3」です

元ヤクルトの編成部長であり、故・野村克也氏の元でコーチを務めた松井優典氏は、その評価を高くしています

松井氏は「健大高崎の石垣元気を除けば、現時点で3年生のドラフト候補よりも彼ら3人の評価が上」と語っています

特に、今大会には特に優秀な選手が少なく、評価の高い選手は見当たらないとの分析からも、この“2年生BIG3”が突出していることが伺えます

“2年生BIG3”の特色

菰田は身長1m94cm、体重100kgの大型選手で、初戦では6回1/3を投げて2安打1失点を記録し、その後の試合でも多くの打点を挙げるなど、圧倒的な存在感を示しています

特に150km/hを超える速球を持ち、打撃力でも活躍する二刀流選手として注目されています

一方、織田や末吉もそれぞれの試合で目覚ましいパフォーマンスを見せており、来年のドラフトでの評価が楽しみです

松井氏はこの3選手が揃って次代のスターとなる可能性があると強調しています

ドラフト候補選手の現状

さらに松井氏は、今大会のドラフト候補が全体的に不作で、特AやAクラスの選手はほとんどいないと断言しています

加えて、選手の比較が難しい現状を指摘し、石垣に次ぐ選手として“2年生BIG3”を挙げていることから、彼らの存在感がますます重要視されています

菰田選手への期待

松井氏が最も注目する菰田は、ストレートの速さや角度、投球術にセンスを感じており、将来的にはプロでも通用する選手に成長する可能性が高いとしています

大会を通じて徐々に進化を見せている彼の姿は、多くのスカウトやファンの期待を集めています

今後の展望
山梨学院は準々決勝の第1試合で昨夏の覇者京都国際と対戦します

この試合で菰田選手のさらなる進化が見られるか、大きな注目を集めています

今回の高校野球準々決勝では、特に注目されている選手たちが多数います。その中で“2年生BIG3”の菰田、織田、末吉選手は将来のスター候補として強く評価されています。松井氏が指摘するように、彼らの成長とパフォーマンスには大きな期待がかかります。
キーワード解説

  • 二刀流とは?一人の選手が投手と打者の両方を務めることを指します。例としては、大谷翔平選手が有名です。
  • ドラフトとは?プロ野球の選手を選ぶための選抜会議で、各球団が有望な選手を指名いする制度を指します。
  • ストレートとは?投手が投げる直球のことを指し、スピードや角度が非常に重要な要素とされています。

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