試合結果は2―7で敗戦したものの、谷川原選手が出場した5回以降は無失点に抑えることに成功しました
大差での敗北が決した後の出番でも、次の試合を見据えた意識を持ち、投手を見事にリードしました
谷川原選手は「3連戦の最後なので、投手が投げたい球を抑えることに集中していますが、翌日も試合があるので、つながればいいなと思ってプレーしました」とコメント
今シーズンは開幕時にマスクをかぶったものの、守備面に課題が見つかり、2軍再調整を余儀なくされています
その再調整中に、細川亨2軍バッテリーコーチから「7、8、9回に得点を与えると、次の日の初回から流れが相手に行きやすい」と教えられたと話しています
実際、スコアボードを分析したところ、7、8、9回に無得点だった試合の翌対戦は7勝2敗1分けというデータがありました
多くの勝利した試合は序盤に先制点を奪ったケースが目立ち、連戦を意識することが勝利に繋がると感じられます
谷川原選手がしっかりと役割を果たした17日の試合では、モイネロからの無失点リレーによって見事なサヨナラ勝ちを収めました
これまで前田悠伍選手や東浜巨選手が先発時にマスクをかぶってきた谷川原選手の出場機会は減少していますが、「今はどうやって自分の存在感を示すかを意識しています」と、自らの成長を実感しながらプレーしています
正捕手が決まらずとも、彼には少しずつ成長している姿が見えます
この記事から、谷川原選手の成長と意識の変化が伝わってきます。試合の状況に応じて次を考える姿勢は、今後のソフトバンクにとって重要な要素です。特に連戦における精神的なプレッシャーを克服し、チームの流れを意識する姿勢は、他の選手にも良い影響を与えるのではないでしょうか。
キーワード解説
- 捕手とは？：野球において、捕手は投手が投げる球を受け取る役割を持ち、試合展開の重要なカギを握る選手です。また、ピッチングリードや守備方針の指示を行うことも求められます。
