阪神ビーズリー投手が急遽先発、ジョン・デュプランティエの代役を務める

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<阪神-中日>◇19日◇京セラドーム大阪 プロ野球阪神タイガースは、嬉しいような厳しいような状況に直面している

この日、阪神の先発投手として期待されていたジョン・デュプランティエ選手(31)が、下肢の張りを訴え、急遽登板を回避することになった

そのため、阪神は29歳のジェレミー・ビーズリー投手が緊急先発を務めることとなった

ビーズリー投手の役割

ビーズリー投手は、来日3年目を迎えた経験豊富な選手である

昨シーズンには8勝3敗という好成績を収めており、先発ローテーションの一角としてしっかりと存在感を示していた

しかし、今シーズンは成績が振るわず、1勝3敗に終わっている

それでもなお、先発の穴埋めや、中継ぎ、果てはブルペン要員など多岐にわたる役割を献身的にこなすことでチームに貢献している

阪神外国人投手の状況

今年の阪神には、合計6人の外国人投手が1軍に登板している

昨年、セットアッパーとして活躍したハビー・ゲラ選手(29)は絶不調に苦しんでいる

同じく、ビーズリー選手と共に投手陣を支えたゲラ選手が不在の中、他の4人の投手がその穴を埋める努力を続けている

投手陣の再編成

新たに加入したデュプランティエ選手は開幕から先発として定着していたが、その役割を続けることができなくなった

また、中継ぎのニック・ネルソン選手(29)も一時は勝ちパターンの一員として名を馳せていたが、成績が下降気味

これに対抗するため、7月になってグラント・ハートウィグ選手(27)やラファエル・ドリス選手(37)などの新たなピッチャーが加わり、投手陣の活性化を図っている

過去の成功体験
阪神タイガースは過去にも多くの外国人投手が1軍で活躍してきた

特に、2017年にはドリス選手が最多セーブを獲得し、メッセンジャー選手やマテオ選手らが主力としてチームを支えた結果、成功を収めている

また、2021年にはスアレス選手がセーブ王に輝くなど、外国人選手の存在が阪神の成績に与える影響は少なくない

阪神タイガースの投手陣の苦境が続く中、ジェレミー・ビーズリー投手が緊急先発を務めることとなった。彼の柔軟な役割の変化は、チームの必要性に応えるための重要な要素となっている。特に外国人投手の活躍に期待がかかるが、今シーズンはこのような厳しい環境が続きそうだ。
キーワード解説

  • 緊急先発とは?突然の選手交代で試合に臨むことを指します。怪我。体調不良などでもともと予定されていた選手が登板できなくなった場合、代わりに急きょ起用される選手が緊急先発となります。
  • ブルペンとは?投手が試合中に登板するための準備を行う場所のことです。ここで待機する投手が、中継ぎや抑えとして試合後半に登板します。
  • セットアッパーとは?試合の中で8回に登板し、最終回の抑え投手に繋げる役割を持つ投手のことを指します。重要な場面で投球することが求められるポジションです。

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