阪神・栄枝裕貴、スタメンで存在感も藤川監督からの厳しい評価

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阪神タイガースの栄枝裕貴捕手(27)が、8月19日の中日戦(京セラドーム)で今季3度目のスタメンマスクに選出された

この試合で栄枝は2打数2安打を記録し、バッティングで存在感を示す一方、藤川球児監督(45)からは厳しい評価を受けることとなった

試合の流れ

試合は序盤から動きがあり、栄枝は2回に一死一、二塁の場面で中日先発・マラーのナックルカーブを右前へ運び、今季初安打を適時打として記録

この安打はチームにとって貴重な先制点となり、ベンチのナインも盛り上がる

しかし、4回にも149キロの高めの直球を中前打で打つなど、バッティングでは良好なパフォーマンスを発揮した

藤川監督の評価

栄枝は試合後、「前回(7日の中日戦)はふがいなかったので、どんどん振っていこうと思って結果が出たので良かったです」と振り返ったが、藤川監督は「大人扱いをしてますが、一軍は育成の場ではない

打席でのいいものを一つずつ自信にして、足りないところを感じながら頑張るしかない」と、さらなる成長を求める厳しい言葉を投げかけた

守備での課題

また、彼の守備においても課題が残った

2回の守備では、一死一、三塁の場面で8番・石伊にセーフティースクイズを決められ、先制点を献上(記録は投手野選)

5回までの出場後、栄枝は坂本誠志郎捕手(31)と交代した

今後の展望
試合後、栄枝は「最後まで出してもらえるように、声掛けやプレーをもっと学んでいく必要があると思う」と悔しさを滲ませつつも、成長への意欲を示した

藤川監督も「指示の重要性や、解放する瞬間が訪れればいいと思います」とさらなる成長へ期待を寄せた

チームはこの試合を5-4で勝利し、優勝マジックを21に減らすことに成功した

栄枝選手はこの日の試合で素晴らしいバッティングを見せたものの、監督からの厳しい評価は成長を促すためのものといえる。特に守備でのミスが指摘されており、今後の改善が期待される。チーム自体は勝利を収め、優勝へ一歩近づいたが、個々の選手がどう成長していくかが鍵となるだろう。
キーワード解説

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