横浜スタジアムで行われた試合で、DeNAの守護神・入江が9回の裏、広島のモンテロに決勝の左越え2ランホームランを浴びてしまった
これにより、DeNAは1―3で敗戦を喫した
試合は同点の1―1で迎えた9回、1死一塁の場面
入江は、これまでのコントロールの利いた投球を続けていたが、一転して緊迫感を増す局面を迎えた
彼が投じたボールのうち5球目まで全てが150キロ超の直球で、打者であるモンテロはこれをファウルで粘っていた
しかし、6球目に選択したフォークボールが思いもよらず高めに抜けてしまい、モンテロにしっかりと捉えられる結果となった
入江は試合後、フォークボールが狙い通りに低めに投げられなかったことを悔いる発言をした
「後悔する1球」と表現したのは、彼の投球がストライクゾーンに甘く入ったためである
ここで注目すべきは、試合の緊迫感が高まる中、一塁走者である俊足・羽月の存在が入江の心理に影響を与えた可能性があるという点だ
入江は、「走者をケアしながらだった」と振り返り、「術中にはまった」とも語った
走者がいることで、入江は高めのボールを投げてしまうリスクを感じ、その結果、フォークボールが横軸に浮き上がってしまったのかもしれない
このように、プロの試合では、ピッチャーとバッターの対決だけでなく、走者を含めた複数の要因が試合の流れを変えることがある
今回の試合では、DeNAの入江選手が緊迫した状況での投球によって敗北を招く結果となりました。特に、走者の影響が入江選手の心理に大きく関わっていたことが印象的でした。プロ野球の試合では、選手同士の対決だけでなく、様々な要因が試合の結果に影響を与えることが改めて証明されました。
キーワード解説
- 守護神とは?守護神とは、野球において最後の回を任される信頼のおける投手のことを指し、試合を締めくくる重要な役割を担っています。
- フォークボールとは?フォークボールは、投手が投げる球種の一つで、ボールが急激に落ちる特徴を持ち、打者にとっては打ちにくい球です。
- ストライクゾーンとは?ストライクゾーンは、投手が投げるボールが打者にとってストライクと判断されるエリアのことを指します。

