阪神・近本光司選手、FA権獲得で移籍の可能性が浮上

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◇セ・リーグ 阪神5-4中日(2025年8月19日 京セラD) 阪神タイガースの外野手、近本光司選手(30)が19日、プロ野球の出場登録日数が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格条件を満たしました

このタイミングで注目されるのは、近本選手が権利を行使するかどうかという点です

京セラドームでの中日戦を前に取材を受けた近本選手は、「シーズン中なので、権利行使について深く考えているわけではありませんが、今後についてはじっくり考えていきたい」と語りました

近本選手は、地元兵庫県の淡路島出身で、プロ1年目の2019年からレギュラーとして活躍を続けています

今季はNPB史上2人目となる新人から7年連続で130安打を記録するなど、チームのリードオフマンとして目覚ましい活躍を見せています

この特異な記録は、選手の安打数を示すもので、リードオフマンは試合の出だしを決める重要な役割を担います

「毎年試合に出ることができたのは多くの人々のおかげです」と感謝の言葉を述べた近本選手

今後の動向が注目される中、阪神タイガースも彼を慰留するため全力を尽くす姿勢を見せています

球団関係者は「市場価値を5年25億円」と見積もっており、移籍市場での競争が激化する可能性があります

これにより、球団史上最高の条件が提示される可能性も浮上しています

阪神の竹内孝行球団副本部長は、近本選手について「変わらず必要な選手です

まだシーズン中なので、すべての試合が終わってからしっかり話をしたい」と述べ、選手の重要性を強調しました

近本選手のFA権獲得は、阪神タイガースにとって大きな試練となるでしょう。彼の移籍が決まれば、チームの戦力に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。それに対する球団の対応も注目されます。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)権とは?選手が契約期間を終えた際に、他の球団と契約を結ぶことができる権利のことを指します。
  • リードオフマンとは?試合の最初の打者として出場する選手で、チームにおける攻撃の起点となる人のことです。
  • 市場価値とは?選手の能力や人気に基づいて、どれくらいの契約金が妥当かを示す指標を指します。

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