西武・森脇亮介選手、2年間の苦闘を経て投球フォームを再構築

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西武ライオンズの育成選手である森脇亮介投手(33)は、プロ入りからの2年間にわたる厳しいリハビリを経て、着実に「進化」を遂げている

彼は2023年8月8日に「右上腕動脈閉塞症」と診断され、大規模な上腕動脈の再建手術を受け、その後の長期にわたる戦線離脱を余儀なくされた

復帰への道のり

森脇選手は2019年に社会人のセガサミーからドラフト6位でプロ入りし、即戦力の中継ぎ投手として評価されていた

ただし、彼にとっての痛手は2023年オフに戦力外通告を受けたことだ

この時から、彼は育成選手としての再契約を目指し努力を続けている

復帰戦と実績

森脇選手は2022年7月3日のイースタン・リーグで日本ハム戦に出場し、実戦に復帰

この時、回復状況は良好だったが、パフォーマンスは今一つだったとの評価が続いた

しかし、最近になって「急に状態が良くなった」と自信を持って発言するようになった

進化した投球スタイル

彼は3軍で最速147キロを計測し、8月12日の2軍戦で好投を見せた

投球内容において、フォークボールの落ち具合なども改善しているとのこと

自身の投球フォームについて分析を行い、「最適なリリースポイントや肩甲骨の位置に気を遣い、自分のスタイルを見直したことで、納得のいく投球ができる」と述べた

次なるステップへ
森脇選手は今後、一軍での経験を基に打者の反応を見ながら配球を組み立てることを目指すという

「しっかりアピールしなければならない」と危機感を持つ一方で、ファンやチームの期待を背に前向きに取り組んでいる様子が見受けられる

森脇選手の復帰への過程は、多くの困難があったにも関わらず、彼の努力と意欲が感じられる内容でした。手術からの回復、精神的なプレッシャーを乗り越えて、新しい投球スタイルを確立しようとする姿勢は、多くのファンに勇気を与えるものです。
キーワード解説

  • 右上腕動脈閉塞症とは?:上腕の動脈が詰まることで血流が悪くなり、手や腕に痛みやしびれを引き起こす病気です。
  • 上腕動脈パッチ形成術とは?:詰まった動脈を手術によって開通させる治療法の一つで、血流を改善することを目的としています。
  • 中継ぎ投手とは?:試合の途中で先発投手に代わって登板する投手のことで、チームの勝利を守る重要な役割を担っています。

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