菅野智之、無四球試合達成も勝利は逃す 新ルールに戸惑いも見せる

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菅野智之、無四球試合達成も勝利は逃す 新ルールに戸惑いも見せる

米大リーグのオリオールズに所属する菅野智之投手(35)が、19日のレッドソックス戦で好投を見せたが、勝利には至らなかった

試合は延長11回、オリオールズが4-3で勝利したが、菅野は5回を投げて5安打1失点(自責0)を記録

これで自身シーズン5度目となる無四球試合を達成し、防御率も3.97と改善、約2か月ぶりに3点台に突入した

試合の中で、菅野は日米通算300登板を迎えたが、3回には新ルール「けん制回数制限違反」で自責点のつかない先制点を許す形に

しかし、6球種を駆使して緊張感を持って投げる姿勢は実に安定していた

特に、直球とスプリットのコンビネーションが功を奏し、7月10日から7試合連続で負け知らずと、自身の4連勝を記録中である

対戦相手には日本人選手として吉田正尚外野手(32)が名を連ねており、対決では菅野が2打席連続三振に仕留めた

試合内容を振り返った菅野は、「やりたいことができているし、コマンドも良くなっている」と自信を見せており、特に「無四球試合を意識している」と話している

試合が進む中、最後は延長戦に持ち込まれたが、オリオールズが競り勝つ結果に

菅野は勝ち星こそ逃したものの、チームにとって大きな存在であることを改めて示した

彼は試合後、「アイツが投げれば何とか試合に勝てる」と語り、チームへの信頼感を表現した

今後の展望として、菅野の今シーズンの活躍がオリオールズにとっての勝利にどれほど貢献するか、引き続き注目される

菅野智之選手の活躍は目を見張るものがあります。彼のピッチングは非常に安定しており、特に無四球試合を5度も達成することでその実力を証明しています。しかし、新ルールに戸惑いを見せる場面もあり、プロとしての試練も感じられました。それでも、彼が試合に与える影響は計り知れず、チームの勝利に向けた貢献度は大いに評価されるべきです。
キーワード解説

  • 無四球試合とは?四球を出さずに投げる試合のことで、投手の精度やコントロールの良さを示す指標となる。
  • 防御率とは?投手が自責点をどれくらいの innings(イニング)あたりで与えたかを示す数字で、数値が低いほど良いということになる。
  • 日米通算300登板とは?日本とアメリカのプロ野球で投げた試合の合計が300試合に達したことを指し、長いキャリアを持つ証となる。
  • けん制回数制限とは?投手が一試合中に行えるけん制投球の回数に制限が設けられたルールで、これを超えるとボーク(反則)として扱われる。最近導入された新ルール。

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