7回に投手・西垣がロッテの選手に勝ち越しとなる3ランホームランを浴びて降板した直後の攻撃だった
ロッテは3番手として沢村を送り出した
沢村はツーシームという球種を使う投手で、その特徴は上下に変化するため打者にとって難しい球種である
楽天の4番・黒川選手はこのツーシームを見極め、四球を選んだ
続くフランコ選手は捕邪飛に打ち取られたが、宗山選手もツーシームを見て四球を選び、1死満塁のチャンスを作った
さらにゴンザレス選手は146キロのスプリット(変化球)を受けて死球となり、こちらも1死満塁の状況を迎えた
沢村はこのピンチで降板し、代わって投手の高野と対戦することになった
ここで楽天は辰己選手が遊ゴロを放つことで1点を取り返し、2死一、三塁とするも、代打・伊藤選手が空振り三振に倒れ、結局1点止まりとなった
試合は最終的に5-3でロッテの勝利となった
この試合では楽天の攻撃があったものの、得点を反映することができず、勝利へと結びつけることができなかった
今回の楽天とロッテの試合では、チャンスを作りながらも得点につなげられなかったのが印象的です。特に9回の攻撃では、打者が頼りにする重要な局面でしたが、代打が三振に倒れるという結果が。そのため、両チームの投手陣の戦いがより激化した試合となりました。今後の試合で楽天が反撃を見せることに期待したいです。
キーワード解説
- ツーシームとは? ツーシームは、ピッチャーが投げるボールの一種で、2つのシーム(縫い目)を使って投げることから名付けられています。通常のストレートと異なり、スピードのほかに上下の変化をつけることができ、バッターにとっては打ちづらい球となります。
- スプリットとは? スプリットは、ピッチャーが投げる球種の一つで、放たれた瞬間はストレートに見えますが、バッターの手元で急に落ちる特性を持っています。このため、打者がミスショットしやすく、三振を奪うために使われることが多い投球スタイルです。

