阪神タイガースの先発、伊原陵人投手（25）は試合中、強い決意を見せながらも、チームは中日に敗れてしまった
試合開始からわずか4分で失点し、初回には敵のブライト、田中、岡林の3連打を浴びて2点を失った
しかし、イニングを重ねるにつれて持ち直し、3回2死二、三塁のピンチを乗り越えるなど、その後は2点の失点でしのぎ続けた
伊原選手は、登板直前の6回に143キロの直球を投じ、内角高めに投げ込んだ
その勇気ある投球は、フライを打ち上げた瞬間にコールし、マウンドを降りる際にはわずかに元気を見せた
試合は自己最多の111球を投じ、結果的に6回7安打2失点という成績ではあったが、5連敗中で8戦勝ちなしの状況が続いている
伊原選手は「打たれてはいけない場面は絶対ある
力を入れたり、強弱をつけながらやっていく必要がある」と自己反省をしつつも次への意欲を見せた
この日、伊原選手は前回の中日との対戦と比べて大幅に改善したパフォーマンスを示した
前回は初回に1点を先制され、2回にも1失点という不甲斐ない結果に終わっていた
だが、今回は低めに集めたボールで打たせてとる意識を高め、リズムを取り戻す場面が見られた
試合は白星を逃したものの、クオリティースタート（6回以上自責3以下）を達成するなど、復調の兆しが見えた
藤川監督は、伊原について「しっかり投げ切れたし良かった
いいところまで戻ってきたなと思います」と評価
一方伊原も「今まで投げた分も全部、次の試合に生かしていけるように」と課題を見つけ、前向きな姿勢で次を見据えた
伊原選手の投球は、明らかに改善が見られました。特に、初回の失点から立ち直る力強さや、自信に満ちた表情に感心しました。しかしそれでも勝ちは訪れず、試合の流れを作ることができなかった点は、今後の課題として残ります。次回こそは運を味方につけ、チームと共に勝利を掴んでほしいです。
キーワード解説
- クオリティースタートとは？：先発投手が6回以上を投げ、自責点が3点までで抑えることを指します。この条件を満たすと、投手のパフォーマンスが良好であるとみなされます。
- 内角高めとは？：打者が右打ち（右利きの選手）にとって、体の近い側の高い位置の球を指します。このボールは、打者のスイングにも影響を与えるため、決まれば効果的です。
- 強弱をつけるとは？：投球の際に、球速やコースを変えて相手バッターに読ませないようにするテクニックです。これによって、バッターがリズムを崩されることが期待されます。
