試合の流れが均衡したのは7回、同点の場面で代打として登場した中村晃選手が、打席で迎えたのは一死二塁という状況だった
ここで打球は西武の3番手ピッチャー山田陽翔の投じたツーシームを中村が捉え、右翼手の頭上を越える決勝となる二塁打を放った
中村選手はこの打撃で、通算1500安打を目前に控える重要な一打を打ち出し、チームメイトとも興奮した様子でハイタッチを交わした
試合後に行われたヒーローインタビューで、中村選手は「いいところでチャンスがあればと思って、準備していました」と語り、ファンへの感謝の気持ちを伝えた
彼が放ったこの貴重な打撃は、ソフトバンクファンにとっても大きな喜びとなった
この試合ではさらに、野村勇選手が右越えの12号2ランを放ち、試合を突き放す一打を記録
中村選手の活躍により、ソフトバンクは貯金30に到達し、22日からの日本ハムとの首位攻防戦に向けて勢いをつける結果となった
中村選手はインタビューの終わりに「福岡からも声援を送ってください」と本拠地のファンに呼びかけた
この試合で見せた“職人技”とも称される中村選手の打撃は、ファンから絶賛を受け、「職人技にしか見えない」「無条件に涙がぽろぽろでてくる」といったコメントがSNS上に寄せられた
彼はベテラン選手として、これからの試合でもその存在感を示すことが期待される
中村晃選手の活躍は、試合の結果だけでなく、ファンの心にも残るものとなった。特に重要な場面での決勝打は、ベテラン選手ならではの貴重な経験と力強さを感じるものであった。この日のプレーにより、中村選手の存在はチームにとって欠かせないものとなっていると感じた。
キーワード解説
- 決勝打とは?試合の最終局面で勝利を決定づけるヒットのこと。
- 代打とは?通常スタメンとしていない選手が代わりに打席に立つこと。
- ツーシームとは?ピッチャーが投げる、通常のストレートよりも切れ味がある球種。
- 通算1500安打とは?選手がプロの試合で達成したヒットの累計が1500本であること。

