阪神・中野拓夢が復調の兆しを見せる中、守備でも存在感を発揮

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阪神・中野拓夢が復調の兆しを見せる

(セ・リーグ、阪神1-2中日、17回戦、中日9勝8敗、20日、京セラ)阪神タイガースの中野拓夢内野手(29)は、打撃の調子を取り戻しつつあることを示した

彼はこの試合で、12打席ぶりに安打を記録し、7試合ぶりのマルチ安打を達成した

この試合の結果は勝利にはつながらなかったが、個人としては有意義なパフォーマンスを見せた

打撃復活への手応え

中野選手は試合後、「ちょっと丁寧に打ちにいきすぎていた部分もあった

どうしても(ボールを)見てという打席が多かった」とコメント

安打を記録したのは、0-2の三回2死三塁の場面で、中日・大野の外角カットボールを左前にヒットさせた瞬間だった

五回には1死の場面で右前打を記録し、攻撃面での存在感を発揮した

守備でも安定したプレーを発揮

また、中野選手は守備でも重要な役割を果たした

特に、無死二、三塁の場面で、細川選手の飛球を見事にキャッチし、チームを救った

彼は「まずは(自分は)そこだと

守りは、ほとんど100%に近い状態でできるので」と、自身の守備力を強調した

復活を支えたアドバイス
低迷していた打撃を立て直すきっかけとなったのは、和田豊1・2軍打撃巡回コーディネーターからのアドバイスだ

和田氏は昨年から中野選手の打撃指導を行い、「内角、外角といろいろなトスを上げてもらって、その時の体の使い方とかを見てもらって感謝している」と述べている

これにより、中野選手はバットをさまざまなコースに出すイメージを持つようになった

次の試合は22日からヤクルト戦が控えており、中野選手は残り6試合でのパフォーマンス向上を目指す

「しっかり引き締まったいいゲームができるように」と意気込んでいる

中野選手の復調が見られる試合であり、特に彼のヒットが重要な得点をもたらしました。このように、個々の選手のパフォーマンスがチーム全体の成績に影響することを再認識させられる場面でした。チームの士気を高め、今後の試合に向けての良い流れを作ることが期待されます。
キーワード解説

  • 打撃とは?:野球において、選手がバットを使ってボールを打つことを指します。成功すればヒットが生まれ、チームの得点に結びつく重要な要素です。
  • 外角カットボールとは?:投手が投げる球の一種で、バッターが打ちにくいコースに投げ込まれる球です。主に打者の外側に落ちる軌道が特徴です。
  • マルチ安打とは?:1試合で2本以上の安打を記録することを指します。特に、バッティングに好調であることを証明する存在感のあるプレーです。
  • 内角とは?:バッターから見て、体に近い方向のボールを指します。内角を攻めるピッチングは、バッターが打ちづらい球となります。

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