7月27日の巨人戦では、0対5と劣勢の中で連続ヒットを放ち、3点を奪った
その後、中前適時打で1点差に迫る活躍を見せた
この試合を終え、彼は2年連続での100安打達成を果たし、打率は.292となりリーグトップに躍り出た
選手プロフィールや通算成績については、[こちら](http://sp.baseball.findfriends.jp/player/20000006/?from=ynews)を参照
試合前、新井監督からの「チームの状態は悪いけど、しっかりと引っ張っていってくれよ」という言葉を受け、小園選手は「そういう立場だと思っていますし、やらないといけない
期待してもらっている
結果で返せるように」と語った
入団7年目を迎え、彼の肩には重い責任がのしかかる
8月8日の中日戦では、試合前のノック中に左内転筋の張りを訴え、スタメンを外れたが、幸い軽症で済んだ
12日の阪神戦ではスタメンに復帰し、2安打1打点で試合を勝利に導いた
さらに17日のヤクルト戦でも3安打を記録し、打率は.295に上昇
首位打者争いを堅持している
小園選手は2018年に報徳学園高の一員として注目を集めた
中日・根尾昂選手、ロッテ・藤原恭大選手とともに「高校ビッグ3」と称され、甲子園でも活躍
ドラフトで4球団競合の末、広島入りして以来、徐々に成長を遂げている
彼の母校は昨年、6年ぶりに甲子園出場を果たしたが、兵庫大会決勝で涙をのんだ
2年連続の出場は逃したものの、彼にとっては思い出深い夏となっている
今後は正念場を迎え、自身もチームを押し上げる必要がある
現在も堂々と首位打者争いを繰り広げているが、「負けているのも事実
出ている人の責任は大きい」と自身の葛藤を明かす
シーズンはまだ1カ月半残されており、小園選手は一つでも上の順位を目指して、チームを牽引する覚悟を固めている
小園選手は個人としての成績を向上させながら、チームの低迷を逆手に取る形で責任を感じ、チームを引っ張る存在となっています。選手としての期待に応える姿勢が印象的であり、今後の活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説
- 首位打者とは? - シーズンの中で最も打撃成績が優れた選手に与えられる称号で、バッティングの精度を示す重要な指標です。
- 打率とは? - 打率は、選手がどれだけ安打を打ったかを示す指標で、安打数を打席数で割った数値です。高ければ高いほど、打撃の技術が優れていることを意味します。
- 内転筋とは? - 太ももの内側に位置する筋肉で、走ったり、バランスを崩さずに立つために重要な役割を果たします。通常、これが傷めると動きに支障をきたします。

