ロッテの吉川悠斗、プロ初先発で初勝利を飾る

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◇パ・リーグ ロッテ12―10楽天(2025年8月21日 ZOZOマリン) ロッテの若手投手、吉川悠斗(20)が8月21日の楽天戦にてプロ初の先発マウンドを踏み、見事に初勝利を手にした

試合はZOZOマリンスタジアムで行われ、ロッテは12得点を挙げて楽天を下した

吉川投手は、5回を投げて4安打4失点(自責3)という成績を残し、初登板からの奮闘を見せた

試合後、吉川は「うれしいですが、人前で話すのは慣れておらず、ものすごく緊張しています」と初々しい表情でコメントした

特に注目すべきは、支援してくれた4番の山口選手の活躍だ

彼は3打席で3本のホームランを放ち、7打点を挙げ、吉川を大いに助けた

吉川は「昨日、山口さんがホームランを打った時に“明日もお願いします”と言ったのですが、まさか3本も打つとは思っていませんでした

サービスしてもらって感謝しています」と、彼の打撃に感謝の意を示した

吉川は初回、2回を3者凡退で抑え、安定したピッチングを披露

直球は140キロ台後半で、スライダーやチェンジアップも駆使し、走者を許さなかった

しかし、3回に先頭打者に四球を与え、その後左中間に二塁打を許してしまい、1点を失う

しかし、最少失点にとどめ、見事に5回を投げきった

吉川は、勝利投手の権利を得た5回に味方の失策が絡む形で3点を失ったが、球団の打線の援護もあり、試合を有利に進めることができた

初登板からの試練を経て、ようやく手にした勝利のウイニングボールは、「両親がここにいるので、後で渡したい」と語った

吉川は埼玉・浦和麗明から2022年の育成ドラフト1位で入団し、7月31日に育成から支配下選手契約を結んだ

先日の西武戦では初登板したばかりで、その後、イースタン・リーグでの調整も経て、ついにプロ初先発の機会を得た

吉川投手のプロ初勝利は、彼にとって重要なスタートとなるでしょう。国際的に注目される選手へ成長するための第一歩であり、今後の活躍に期待が高まります。特に若手投手の台頭は、チーム全体の士気にも影響を及ぼします。
キーワード解説

  • 吉川悠斗とは?若干20歳のロッテの投手で、2025年にプロ初先発を果たした。
  • 支配下選手契約とは?育成選手がチームの正式なメンバーに昇格する契約。
  • ウイニングボールとは?勝利を収めた試合で投手が保持する特別なボール。
  • イースタン・リーグとは?プロ野球の二軍リーグで、選手たちが経験を積む場所。

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