この件について、28日に放送されたCBCラジオの『若狭敬一のスポ音』で中日OBの川上憲伸さんが見解を語りました
川上さんは、マルティネス投手のピッチングスタイルの攻略法についても触れたため、多くのファンの関心を集めています
育成から守護神へ
12月上旬に中日ファンを驚かせたライデル・マルティネス投手の移籍は、彼の成長を物語っています川上さんは「ドラゴンズファンにとっても、ドラゴンズの選手にとってもライデルは普通の助っ人外国人ではない」と述べ、彼が育成枠で入団したことを強調しました
マルティネスは、初期はシュート回転の球質や不安定なコントロールが課題でしたが、数年後には日本プロ野球界を代表する抑え投手に成長しました
ファンの意見を代弁
移籍について多くのファンは悲しさとともに、「彼の成長を喜ぶべきだ」と思っています川上さんは、「ライバルである巨人に行くというのは少し複雑な気持ちだ」とも語りました
このように、大半のファンはできればパ・リーグの球団に移籍してほしかったと感じることでしょう
巨人は今季リーグ優勝し、優秀な抑え投手を多く抱えています
何かを切り開いた
ライデル・マルティネス投手が育成選手として中日に入団したのは2017年で、その際は現在ほどの体格ではありませんでした2018年に支配下選手となり、2024年までの6年間で303試合に登板、166セーブ、防御率1.71を記録しました
彼の成績は日々向上し、一部報道によれば中日は4年40億円の契約を提示したとされる中、巨人はそれを超える4年50億円を提示したとされています
川上さんは、「日本のプロ野球で10億円を超える契約を結んだ投手はいなかった
それだけ彼は何かを切り開いた選手だ」と評価しました
ライデル・マルティネス投手の巨人移籍は、彼のプロキャリアにおける大きな飛躍を示しているとも言える。ファンの中には複雑な想いを抱く人々もいるが、一方で彼の成長を祝福したいとの声も多い。これからの活躍に期待が高まる。
キーワード解説
- ライデル・マルティネスとは? 育成選手から成長し、プロ野球界の守護神として活躍するピッチャー。