ヤクルト、延長戦で阪神に敗北し借金21に

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<ヤクルト1-3阪神>◇22日◇神宮 東京ヤクルトスワローズが阪神タイガースとの戦いにおいて、延長戦に突入した末に惜しくも敗れ、借金が22となった

試合は延長10回にも及び、ヤクルト先発の高梨裕稔投手(34)が好投するも、クライマックスで悲劇が訪れた

試合のハイライト

ヤクルトは、村上宗隆内野手(25)の先制ソロ本塁打によって試合の主導権を握る

4回の1死状況で、高橋投手(阪神)が投じた142キロのツーシームを捉え、左中間席に運ぶという素晴らしい一撃を放った

この打球は、球団の計測によると打球速度179キロを記録するなど、広角打法が光った瞬間であった

村上の適時失策

しかし、試合は村上の適時失策によって同点に追いつかれる

5回1死三塁の場面で、村上は強烈なゴロをトンネルで後逸し、失点を許した

これにより試合は振り出しに戻った

高梨の圧巻のピッチング

投手陣では、高梨が6回を投げ切り、5安打1失点(自責点0)という素晴らしい内容を記録した

続いて、大西、荘司、星の3人が9回まで安定したピッチングを見せ、阪神打線を抑えるが、延長戦に突入してからは首位阪神の勝負強さに苦しむこととなった

終盤の攻防
試合が終盤に差し掛かると、石山が1死満塁のピンチを迎えると、熊谷に決勝の2点中前打を打たれてついに敗北が決まった

ヤクルトの敗北は、延長戦にまでおよんだため、選手たちが最後まで力を尽くしたことが伺えます。しかしながら、勝負所での失策が致命的となり、これが今後の試合にどう影響するかは気になるところです。特に村上選手のパフォーマンスには期待がかかりますが、守備面でも課題が残りました。
キーワード解説

  • ツーシームとは? ツーシームは、投球法の一つで、ボールが投げる際に縫い目がなく、2つのシームで挟まれるような回転をかけるため、バッターにはストレートと見せかけて変化する特長があります。
  • 適時失策とは? 適時失策は、守備側がエラーによって失点を許すことを指し、守備のミスが試合の流れに大きな影響を与えることになります。

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