この試合で中日は借金を11に減らすことに成功した
延長11回、1死二、三塁という状況で、途中出場のクリスチャン・ロドリゲス内野手（23）が今季初安打となる決勝の適時打を放った
この打撃で中日は2点目を追加した
続いて、石伊雄太捕手（25）がスクイズを決め、さらに1点を追加した
なお、スクイズとは、バントを使ってランナーを本塁に進ませる戦術を指し、相手チームにとっては非常にプレッシャーのかかるプレイだ
中日は、8月に入ってから延長戦では4戦全敗だったが、この日は見事に勝ちを収めた
試合の流れは、広島の先発左腕・森が7回まで無失点の好投を見せていたが、8回に中日が反撃を開始
代打の大島洋平外野手（39）が左前安打を放ち、上林誠知外野手（30）が右翼フェンス直撃の適時三塁打で得点
さらに、田中幹也内野手（24）が中前適時打を放ち、1点差に迫った
細川成也外野手（27）は初球のチェンジアップをバックスクリーンに叩き込み、逆転に成功した
しかし、広島も黙ってはいなかった
8回裏に3番手の清水達也投手（25）が2死二、三塁のピンチを迎え、小園選手の中前同点適時打を許し、試合は延長戦に突入した
最終回には、守護神の松山晋也投手（25）が試合を締めて33セーブ目を挙げた
広島は、21日にDeNAとの戦いを終えた後、当日の移動ゲームで疲労が見られた
一方、中日は前日が試合がなかったため、マツダスタジアムで午後2時から全体練習を行い、暑さに備えていた
この試合は逆転劇があり、非常にエキサイティングな展開でした。特に中日の選手たちが見せた粘り強さは、今後のシーズンにも期待を持たせるパフォーマンスでした。また、延長戦を勝ち抜けたことは、チームの士気にも大きく影響するでしょう。
キーワード解説
- 延長戦とは？ - 試合が同点の状態で終了した場合、決着をつけるために追加のイニングを行うルールのこと。
- スクイズとは？ - バントを使い、ランナーを本塁に進めるための戦術で、成功すれば得点につながる。
- チェンジアップとは？ - 投手が投げる球種の一つで、打者を惑わす変化球。
