西武・高橋光成投手が甲子園Vから12年、今季5勝目を達成

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西武の高橋光成投手、前橋育英の伝説を更新する大活躍

8月22日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対西武の試合において、西武の高橋光成投手(28)が今季5勝目を挙げた

この日は、12年前に甲子園で前橋育英高校のエースとして優勝した記念すべき日であり、高橋選手が当時の偉業を思い起こす瞬間ともなった

試合は高橋選手が8回を無失点に抑える素晴らしい内容で、154キロのストレートを武器にロッテ打線を封じ込めた

試合後、高橋選手は「無理やりつなげすぎじゃない?」と笑いながらも、過去は振り返らず、目の前の一戦に全力を注いでいるという考えを示した

「変な意味じゃなく1試合に過ぎないので」と、勝利への執着心を見せながらも、冷静な姿勢を崩さなかった

試合中、高橋選手は左足の上げ方を変える新たな試みも実施した

特に、膝を伸ばしたり、過去に活躍した斎藤佑樹氏のように抱え込みながら上げたりと、そのフォームに工夫を凝らした

これに関し「キャッチボールでの骨盤の動きがよかったので、それを試してみた」と明かし、「力感なく投げられて、うまく脱力できた」と新たな収穫を得た様子だ

高橋選手は、「いかにプレッシャーやストレスなく本来の力を出し切るか」がチーム全体の課題だと語り、ルーティンを継続する重要性を強調した

彼の育った高橋りんご園も新たな品種の栽培に挑戦しており、現状に満足せず成長を続ける姿勢が伺える

これは、選手本人の野球に対する心構えにも強く反映されている

高橋選手の成長過程は、彼自身の努力はもちろん、家族の影響も大きいといえる

彼の親や祖父の取り組みからも、常に進化し続ける姿勢を感じ取ることができる

高橋光成選手の活躍は、彼の成長だけでなく、過去の経験や周囲の影響が大きいことを示している。特に、家族の取り組みは彼のプレースタイルにも反映されており、今後のさらなる成長が期待される。このように、新たな挑戦を続ける姿勢は、若い選手たちにとっても良いお手本となるだろう。
キーワード解説

  • 高橋光成とは?:野球選手で、西武ライオンズに所属する右投げの先発投手。154キロのストレートを武器に、実力を発揮し続けている選手。
  • 甲子園とは?:全国高等学校野球選手権大会の通称で、日本の高校野球選手たちが夢をかけて戦う舞台。選手にとっての名誉とされる。
  • 無失点とは?:投手が相手チームに一点も得点を許さず、試合を終えること。高い投球力を示す指標。
  • フォームとは?:投手が投球する際の体の使い方や姿勢のこと。フォームの良し悪しが投球に大きく影響する。

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