広島、延長戦で中日に逆転負け 奪四球の重要性再認識

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 広島東洋カープは22日に行われた中日ドラゴンズとの試合において、延長11回の末、4-6で敗戦した

この試合で広島はセ・リーグで4位に位置しており、上位チームのDeNAとのゲーム差は依然として3のままだ

しかし、5位の中日が0.5ゲーム差に迫り、Aクラス入りの危険性も高まっている

試合の経過

 試合は広島が7回までに3点をリードしていた

しかし、8回に中日が一挙4点を奪い、逆転を許してしまった

直後の裏に広島も同点に追いついたが、延長戦では流れが再度中日に傾き、11回に勝ち越しを許してしまった

重要な四球

 この試合で特に際立ったのは、投手陣の四球を与えない投球

しかしながら、11回に先頭打者の細川に四球を与えたことで流れが崩れ、結果的に勝ち越し点を奪われる事態となった

新井貴浩監督は試合後、「細川には細心の注意を払っていた」と振り返りつつも、最後の四球が試合の結果を変えたことを否定できなかった

四球の効能

 投打の健闘によって、広島は依然として打線の爆発力を有しているが、今季は「奪四球」を重要なテーマとして取り組んできたことが、試合を通じて再認識された

特に、タイムリーを打った場面では、走者が四球で出塁したケースが多く、四球が得点機会を拡大する役割を果たしていることが分かる

今後に向けての課題
 開幕間もない時期にはチーム打率や四球数がリーグトップだったが、現在は奪四球数トップの阪神との差が明らかである

阪神が347個の奪四球を記録しているのに対し、広島は264個にとどまっている

この数字の差がチームの得点にも影響を与えている

 広島は今回の敗戦を教訓に、残り試合に向けて打線の奪四球の意識を高め、勝利を目指していく必要がある

今回の試合は、広島にとって非常に悔しい結果となりました。逆転負けを喫したことは痛手ですが、特に四球の重要性を広島が改めて認識できたことは、将来に向けてのプラスになるでしょう。残りの試合でも、より一層のチーム力向上が求められます。
キーワード解説

  • 四球とは?:四球とは、打者がボールの外れた投球を受けて、球数が4球に達した場合に与えられる出塁の権利を指します。四球による出塁は、チームに得点のチャンスをもたらす重要な要素となります。
  • 延長戦とは?:延長戦は、試合が規定のイニングを終えても同点の場合に行われる追加のイニングです。延長戦も勝敗を決める重要な場面で、選手たちの疲労や集中力が試されます。

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